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TPL-200専用BOX Photo

DEQX軽井沢試聴室 Photo 音楽と珈琲で一時を!

User's Report
No. ユーザー 導入機器とシステムの特長 掲載時期
136 埼玉県 TY様 DIYオーディオの達人にシステムを聞き比べていただきました 2025年11月
[ 専用アンプで駆動する6半一発システム(左側)とDEQXで構成した3Wayシステム(中央) ]


[ MARKAUDIO社のAlpair 11MSユニットを使った6半一発のシステム ]


[ 内部の定在波を徹底的に排除するためバーチ合板を重ねて作った立体構造のBOX]


[ DEQXの測定結果を元に開発した6半一発システム専用パワーアンプ(出力100W×2) ]

■ 試聴の翌々日に頂いたTY氏の感想文

6半一発+専用パワーアンプからなるクリズラボの新システムを試聴させていただきました。

サ行がきついとかの刺激音は全く聞かれず,ピーク・ディップが殆どないのだろうと思いました。

ユニットの素性に加えて,非常に凝ったBOXの構造が功を奏しているのかと想像しました。

全域でバランスがよく,フルレンジだけあって低域から高域まで統一感があり,何を聴いても自然で不満がありません。音楽に浸れます。

これだけでも感心しますが,何より驚くのは低音です。

沈み込む空気感もしっかり再生しながら暗く重苦しくなく,実に気持ちが良かったです。

さすがに和太鼓のような音源での爆音的再生は無理だと思いますが,かなり大きめのレベルで再生しても皮がゆっさゆっさと揺れて大太鼓のスケール感がしっかり感じられます。

とにかく、無理をしているという感が全くなく,こんな小さなスピーカシステムから出ている音とは到底信じられません。

しっかりした低音が感じられるため,無理して爆音再生をしなくても十分な満足感が得られます。

メインの3Wayシステムと聴き比べると・・・正直、どちらが良いのか迷います(冗談でなく)。

高音の伸びや音数はメインシステムの方が勝っているようにも聞こえますが,3wayのスピーカーシステムを目の前にしているせいか中域と高域に音色差があるようにも聞こえてしまいます。

低域については常識的な音量であれば6半一発のシステムも15インチウーハーを使ったメインシステムと殆ど区別できません。

和太鼓は15インチウーハーの方が空気感がより出ていたように感じましたが、こうした超低音が入った音源でも音量を気にせず上げられる点は,さすが15インチウーハーですが,最低域がより多く出ていたせいか若干の暗さを感じました(見た目からの印象かもしれませんが)。

過去にオーディオ専門店でいろいろなシステムを聞きましたが,最大音量以外でこれを超えている音は・・・記憶にないくらいです。。

埼玉県のTYより

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■ 私にとっての6半(16㎝)ユニット

オーディオは6半に始まり6半で終わる


 連休の最終日、紅葉狩りに来られたTY氏ご一家。

 ご主人はDIYオーディオ(主にSPシステム)一筋の方で、DEQXを導入されて以来10数年のお付き合いになります。

 ご家族の対応は妻に任せ、ご主人を人質に取って(笑)システムの聞き比べをお願いしました。

 そして、記憶が薄れないうちにと感想文をお願いしたところ二日後には私自身が感じていた6半ユニットが持つ魅力をこれ以上無いというほどの見事な文章で伝えて頂きました。

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 私自身、何十年ぶりかで6半一発のシステムに取り組んでみた結果、膨大な時の流れとともにユニットの設計や製造技術、そして素材の驚異的な進化があったことを実感しました。

 その進化した最新の6半ユニットからどのような音を紡ぎ出せるのか、それが私に課せられた宿題となります。

 まずは、私のこだわりである完全密閉型のBOXを使ってユニットの特性を極限まで生かせる箱の設計からスタート。

 最適容量を算出するとともに、内部で生じる定在波は吸音材等で処理するのではなく、内部の平行面を無くして基本的に発生させない構造としました。

 そして、DEQXを扱って20年の経験を活かした専用アンプの設計に取りかかり、実測データーを元に完成したのが入魂のアンプ KLP-MS100-ST です。

 
[ パワーMOSFETを出力段に使ったリニアーアンプで電源は高性能なスイッチング式を採用 ]

「百文は一聴にしかず」 貴方の耳で確かめて下さい




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