■ オーディオ Q&A(Answer)
■ 目標を「プログラムソースの情報を出来るだけ正確に再現出来るシステム」とします。
◆ オーディオ装置の中で最も忠実度が低い部分はスピーカーです。
・ 正常に動作しているデジタル機器はほぼ100%の忠実度を持っています。
・ 良質なアナログアンプは周波数特性や歪みの違いを認知する事はほぼ不可能です。
・ それに比べてスピーカーは誰でも簡単に分かるほど大きな音の違いがあります。
・ 電気信号を音に変換するスピーカーは実はいまだに完成されていないのです。
◆ スピーカーの次に音質に影響するのが部屋の音響特性です。
・ スピーカーの設置場所で極端に音が変わることは良く経験します。
・ ステレオ再生では部屋の形状や左右の壁の違いが定位感などに大きく影響します。
・ 部屋のサイズや形状で決まる定在波は低域に大きな影響を及ぼします。
・ 新たに設計する場合でも完成後の音への影響を正確に予測するのは困難です。
・ 既存の部屋の改修では様々な制約も加わり、改善は更に困難です。
・ スタジオやホールも完成してみないと結果が判らないのが現実です。
◆ 現実的な予算配分の考え方
・ 正確な音の再現にとって最も重要なスピーカーに重点的に配分します。
・ 再生システムの構成要素と音質への影響度を図にしてみました。
[図1]一般的な再生システムの場合
◆ 始めてオーディオ装置を揃える場合、CDなどの音源もシステムの一部として考えます。
・ 100万円の予算だと図の配分から、CDなどの音源に30万円、CDプレーヤーが10万円、
アンプが10万円、スピーカーが50万円となります。
・ 結果として音に不満がなければこれで一件落着。ご質問へのアンサーは以上となります。
・ 後は好きなCDを揃えるという大きな楽しみが待っています。
◆ ただし、実際にはよほど運が良くない限りこれで満足という結果にはなりません。
・ スピーカーは雑誌などで入念に調べ、ショップで試聴したお気に入りの製品です。
・ しかし、結果的にその音が不満だとすれば大半の原因は部屋だと考えられます。
◆ 改めて[図1]を見ると、スピーカーからの反射音もリスナーに届いています。
・ つまり私達は「スピーカー+部屋」の音を聞いていることになります。
・ もし部屋の音が歪んでいたら・・・そうなんです。
・ スピーカーの次に音に大きく影響するのが部屋の音響特性なのです。
・ ならば、部屋の音響特性を改善すれば良さそうです。
◆ 実は「理想的な特性の部屋」を造る(または改善する)ことは極めて困難です。
・ 一般的な部屋の残響は野外よりは響き、銭湯よりは少ない、という範囲にあります。
・ これを、リスニングルームに最適な残響時間
(※)にしようとしても現実には・・・
・ 定在波、壁の対称性、部屋の容積や遮音性、など更に多くの課題があります。
・ そして、理想的な方法で施工しても完成してみるまでは結果が分かりません。
・ また、多くの場合、居間と同じ空間だったりするため実現は更に困難です。
・ 建築的な方法で改修すれば数百万円以上掛かる場合も少なくありません。
・ そして、結果は運次第、とも言えるのが現実なのです。
※ 一般的には、0.5〜0.7秒(500Hz)前後が良いとされています。
◆ 困りました。何か上手い方法はないでしょうか?
・ 下の[図2]はDEQXを導入した場合の音への影響度を示したものです。
[図2]DEQXを導入した再生システム
◆ スピーカー(と部屋)が導入前の50%から10%にまで下がっています。
■
DEQXがスピーカーと部屋の特性を劇的に改善した結果です。
■ DEQXがスピーカーに要求するのは物理特性(基本的な特性)が良いことです。
例えばスピーカーの専門メーカーが作る基本性能重視型の製品を選びます。
■ 選択基準を変えることで性能を上げながら大幅なコストダウンが可能です。
■ DEQXが部屋に要求するのは・・・特にありません。
■ DEQXは更に高度な再生システムであるマルチアンプ方式まで対応出来ます。
■ 100万円の予算なら取り敢えずCDの購入量を減らしてDEQXを導入しましょう。
■ DEQXは初回導入時の悩みを解消し、将来の発展まで見越したシステムなのです。
メニューに戻る