■ DEQXを導入され、ご了解頂いた方々のシステムと試聴リポートを掲載させて頂きました. ■ また、デモなどでDEQXの音を聴いて頂いた方々の感想をそのまま掲載させて頂きました. |
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<最新情報:2011年9月16日:仙台市のYM氏、DEQX導入リポート> |
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(9月21日掲載) 究極のシンプルシステム。 Simple is best. <Mr YM氏 System> ・ CDプレーヤからDEQXに倍サンプリングのデジタル信号で接続。 ・ DEQXのプリアンプ機能を活かし、そのままパワーアンプに接続。 ・ パワーアンプから3WayのSPシステムにはトライワイヤーで接続。 これ以上シンプルなシステムは不可能です。 <YM氏の実際のシステム> 9月16日。 軽井沢駅からなんと2駅で仙台駅に到着してしまいました。 まず、長野新幹線は軽井沢駅から大宮駅までノンストップ。 大宮駅で東北新幹線に乗り継ぎ、仙台駅までノンストップ。 軽井沢駅を10:59に出発して、13:16には仙台駅に到着。 所要時間は乗り換えの8分を含めてなんと2時間17分です。 距離が438kmで平均時速は192km/h。やはり早いですね! 仙台駅でYM氏と初のご対面。氏の自家用車でご自宅へ。 早速、YM氏のシステムとご対面。 氏のDEQXはPDC-2.6Pで、今年の3月末にKurizz-Laboで下取りして販売したものを希望され、1回の質問メールの後、4月の初めには早くもご注文を頂きました。 4月下旬には納品させて頂きましたが、その後の何度かの大きな余震や、お仕事の関係で希望されていた導入時の初回調整が延び延びになっていました。 その間、DEQXはBypassモードでボリュームBOXとして使用されていました。 まずはこのまま、つまりDEQXの補正がない状態で私の調整用CDから数曲を聴かせていただました。 結果は、さすがモニタースピーカー(ATC SCM40)そのものといった感じの端正なサウンドで、高い次元で完成されたものでした。 しかし、聞き込んでいくと曲によっては重低音が過多に思えるのが気になってきました。 試聴開始30分後、音の傾向が判った段階でDEQXの設定作業を開始。 まず手順通りにスピーカーの測定をします。 マイクをMidレンジとツィーターの間の高さで、バッフルからの距離はやや近めの70㎝にセット。 その結果を次のグラフに示します。 <SP再生周波数特性 L-ch> <SP再生周波数特性 R-ch> カタログ表示の-10dBまでの特性で言えば20Hzから26kHまでzという広帯域なものです。 200Hz以上の帯域はほぼ±3dB以内に入っているのはさすがモニターとしての面目躍如です。 また、このATC-SCM40が完全密閉型であることをYM氏から伺い、密閉型システムのファンとしては我が意を得たりと、氏の選択に拍手を送りました。 この実測した特性から部屋の反射音を除き、これを基に補正データを作成してDEQXに送ります。 これでほぼ100Hz以上の帯域での再生特性がDEQXの効果で±0.2dB以内に補正されます。 次は、この補正で理想的な特性になったスピーカーから測定信号を再生し、通常のリスニングポジションにマイクを立てて部屋の音響特性を測定します。 結果を次のグラフに示します。 <ルーム測定の結果 L-ch> <ルーム測定の結果 R-ch> スピーカーシステムからリスニングポジションまでの距離が比較的短く、しかも背後には広い空間があるため、伝送特性はかなり理想的なものとなっていることが判ります。 しかし、Lchで30~150Hz、Rchdで30~80Hzの帯域がそれ以上の帯域に比べて8~10dBも高くなっています。 確かにこのスピーカーは密閉型らしからぬ充実した低域特性を示していますが、これほどの極端なレベルの上昇はありません。 原因はスピーカーが部屋のコーナーに設置されたことで生じたものと思われます。 ここから先は、まずルーム測定の結果から室内の定在波を検出して自動的に補正する処理を行います。 その後、DEQXの秀逸な機能である10個の緻密なパラメトリックEQ(イコライザー)を駆使して最終的な音響特性を補正します。 この補正は聴取位置における総合的な音響特性の癖を取ることを基本に、慎重に行いますが、今回の例では400Hz以下の低域を集中的かつ精密に補正しました。 YM氏のお宅に到着して直ぐに聴いた曲を改めて再生してみると・・・・・ そして、ここからはご自身の愛聴盤を中心にYM氏に集中的に聴いて戴きました。 その結果は・・・・ 9月21日(水)。 出張仕事が多く、極めて多忙なYM氏。 嬉しいことにそんな氏から早くも感想文をお送り頂きました。 ありがとうございました。 早速掲載させて頂きます。 |
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■ 9/16午後、音の匠・栗原さんが軽井沢から遠く離れた仙台に来られました。 ■ 私のDEQX PDC-2.6P(中古)を調整するためにわざわざ。ありがたい話です。
■ システムに組み込み、Bypassモードのままでも素性の良い音を出していたDEQXでしたが、調整後のそれはまさしく別世界。
<CDP DEQX Power-Amp> ■ 栗原さんがチョチョイと音響特性をフラットに調整しただけなのに(ここが肝で熟練された技なのですが・・・)今まで聴いたことのない世界が広がりました。 ■ その変化量は凄まじく、まさしく 衝撃! Before After!。
■ 栗原さんは間違いなく音の匠、迷える子羊を救う救世主なのです。 ■ 最初のヒアリングで出過ぎと診断された低音はグッと引き締まり、しかも弾力を伴って心地良く、中域は一層解像度を増し、高域は音がほぐれ繊細にして華やか、まるで違うスピーカーシステムを聞いている感じです。
■ 若干ピンボケだった音像(調整後に気づきました)はピタッとフォーカスが合い、それはアナログ放送がDEQXのフィルタリングを通過したことで、まるでフルハイビジョンの映像になったかのような印象を受けます。とにかく色鮮やかに! ■ どうしても聴くに耐えなかった木嶋真優の「シャコンヌ」のバイオリンは、それまでのヒステリックな印象が見事に吹っ飛び、非常に聴きやすくなり、笑いが止りません。
■ 私には、これだけでもDEQX導入の価値ありの難物CDでした。 <木嶋真優 Chaconneシャコンヌ> ■ 「音楽のプロが自分の持てる技術を出しきって録音したCDに音の悪い物はない」と言われた栗原さんの言葉が身に沁みます。 ■ これからは音の悪さをソフトのせいにするのは止めます。 ■ 何を聞いても一つ一つの音が出しゃばらず、均一に奏でられた音楽は端正でありながら躍動感を伴い、私の体に染み込んできます。 ■ 音楽に浸る、いや、浴びる喜びを初めて体験しました。 ■ VOLUMEをどんなに上げても心地良く、最後にはついつい眠ってしまうオーディオって最高の贅沢です。たまりません。 ■ 誰が言ったか忘れましたが、「オーディオは部屋(環境?)にあり」を体感しました。 ■ どんなに高価な機材を使用しても、置かれてる部屋(環境?)の呪縛から逃れられない。
■ 呪縛から解き放たれるために必要な魔法の呪文、それはDEQX!・・・最高です! <200V → 100V → PS Audio P500PLUS → CDP> ■ 音楽を聴く喜びを忘れ、音を追い始めて疲れ果て、オーディオからの撤退を考えた時に偶然出会ったがPDC-2.6Pの中古品。 ■ この出会いがなければ音楽を聴くことの喜びを知らないままあきらめるところでした。 ■ 購入以来、多くのメールのやりとりでも優しく接していただき、この喜びを与えて頂いた栗原さんには感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。 ■ そしてこれからも宜しくお願いいたします。.
2011年9月21日 仙台のYMより。 |
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■ YMさん、この度はDEQXのご採用ありがとうございました。 ■ 気になっていた調整が終わり、ホッとしています。 ■ 調整後、黙ってシャコンヌを聴いていたYMさんが、後ろに居た私にも判る仕草で、うなずきながら笑っておられた意味が今、判りました。 ■ こんなにお褒め頂くと恥ずかしくなりますが、帰り際にYMさんが言われた言葉が忘れられません。 ■ 「DEQXを人に紹介したくない。独り占めにしておきたい」・・・・ ■ そして、撤退まで考えたオーディオの世界に戻るお手伝いが出来たことは無情の喜びです。 ■ こちらこそ今後ともよろしくお願い申し上げます。 ■ サンマの味、忘れません。ありがとうございました。 2011年9月21日 Kurizz-Labo店主:栗原より。 追記: 感想文メールの最後に、「東北方面の方でDEQXの効果を確認したい方は、我が家での試聴を歓迎します」とのお話が書かれていました。YM氏宅は仙台駅から車で15分ほどの所です。 ご希望の方はKurizz-Laboまでご連絡下さい。 |
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