■ シリーズ / DEQXユーザー宅訪問試聴会レポート
第1回:埼玉のTY氏宅(自作スピーカーシステム+DEQX)
< 7名のファンが集い、和気あいあいのオーディオ談議と音の試聴会風景 >
◆ システムのオーナー、埼玉県TYさんの感想文
本日は陸の孤島(笑)と言われる超ド田舎までお越し頂きありがとうございました。
つい最近まで小生のオーディオは超ド田舎の超個人的な趣味の世界でした。
オーディオに理解ある方の来宅はDEQXの初回調整で来られた栗原さんが最初でした。
(最初が栗原さんとは、何というご縁でしょうか・・・・・)
そして、数年後となる本日の試聴会です。
独りよがりのプアなDIYシステムで恐縮の連続でしたが、1本10万円のスピーカということでお許し頂きたくお願い申し上げます。
更に言えば、ウーファーBOXの製作を含めて1カ月ぼど前に完成したばかりの再生システムということで・・・
終わってみればオーディオ仲間も極端に少ない私にとって本日の試聴会(談話会?)はこの上なく楽しい時間でした。
これを機会に今後ともお付き合い頂けましたら幸せの限りです。
ところで、DEQXを導入してから私のオーディオの世界が変わりました。
最初の頃は栗原さんの設定で大満足でした。
しかし、いろいろと弄ってもすぐ元に戻せる安心感があるため、手探りでいろいろと弄り始めて思いつくままに実験を試みました。
DIYでスピーカーシステムを作ってしまえば後はいくら弄ってもソフトウェア的な調整なので全く散財が発生しません。
この点は家内にも高評価を貰っています。
そして弄っているうちに最近ではDEQXが徐々に言うことを聞いてくれるようになった気がしています
その結果が本日の音では信ぴょう性に欠けるかもしれませんが、悪い部分があれば話題の太陽フレアの影響があったのだと思って許して下さい。(笑)
改めて,本日はお越しいただきありがとうございました。
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◆ 横須賀市、Kさんの感想文
今日はとても楽しい集まりでした。
TYさんのシステムはとてもまとまりが良く、製作後たった一ヶ月とは思えません。
最初からこのレベルだとするとDEQXの能力はやはりすごいと思います。
もちろん製作者のセンスも感じました。
また、専門の深い知識に裏付けられたオーディオ談義もとても楽しく、電気やデジタルは素人の私としても大いに参考にさせていただきました。
ありがとうございました。
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◆ 埼玉県、SAさんの感想文
TYさんのシステムとその調整方法を伺い、ひょっとしたらこれは私の考えと同じ方向かなと思ってしまいました。
ただ、あれだけのローコスト(失礼!)で、涼しい顔であれだけの音を難なく出してしまうところや、DEQXを自在に使いこなしてしまうところは私には到底真似出来ない事だと思いました。
そして、オーディオ好きどうしが集ってワイワイするのはほんとに楽しいものですね。
少しお話を伺っただけで皆様の知識の深さの一端がうかがい知れ、時間があればずっと話を聞きたいと思った次第です。
久しぶりに楽しませていただきました。
私の方は、思考が誠に単純で「1」「0」の世界です。
しかし、つい何年か前まではアナログ一辺倒だったのに今はデジタル一辺倒です。
ということは私の頭は最初からデジタル向きだったのだ、なんて妙な納得までしながら遊んでいるところです。
最近は、波形再現を目指すスピーカーの製作一辺倒です。
とりとめもないことを時々
フェースブックに投稿したりもしています。
昨日はほんとにありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
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◆ 東京都、SSさんの感想文
この度の試聴会ではすっかりお世話になりました。
そして、完成したばかりとは思えないまとまった音に驚きました。
世間では重たい音が好まれているようですが、TYさんのシステムは軽快な低域と良くつながった爽やかな中高域で、初めて聴く装置であることを忘れました。
DEQXの可能性だけでなく、それを活かすキャビネットの構成や材料など細部への気遣いが音に現れているようで大いに勉強になりました。
また、お話しの中からもオーディオ知識の深さと情熱に圧倒され、大いに刺激を受けました。
もちろんDEQXを使いこなすということは並みのマニアではないことは確かですが、それにしてもすご過ぎ、びっくりです。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
P.S.
小学生の頃からエレクトロニクスが好きで秋葉原に通い、仕事にもしてきました。
それがここにきて時計のメカにはまり、嘱託勤務の傍ら時計学校の生徒をやっています。
学校の夏休みの自由研究で
腕時計脱進機の模型を作ってみました。
純粋なメカの世界もなかなか面白いです。
こんなオーディオ好きもいるということで今後ともよろしくお願いいたします。
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◆ 青梅市、HSさんの感想文
DEQXがなければあり得ないユニットの選定とエンクロンジャーの方式。
そして、部屋の音響対策等により素晴らしい音が再現されており、感動しました。
DEQXを使えば波形再現率を向上出来るとのお話しもありましたが、それを実感出来る仕上がりになっていると感じました。
クリズラボの試聴室に迫る仕上がりで、色々勉強になりました。
この度は貴重な時間をご提供頂き本当に有難う御座いました。
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私「ふく」ちゃんです。呼ばれると「福、来い来い」、となり、縁起が良いんですヨ!
◆ 埼玉県、TYさん(もう一度)
皆さまのコメントを拝見し感激しております。ありがとうございました。
改めてご参加いただいた皆様と企画して頂いたKurizz-Laboの皆様に感謝いたします。
会話の隅々からも、また頂いたコメントからも、参加された4名の方々は個性的でディープなマニアであり,ご経験が極めて豊富であることなどが良く判りました。
狭い部屋にぎゅうぎゅうに入って頂き、条件の悪いポジションの方々もシステムの素性を簡単に見抜いてしまう凄さに圧倒されます。
今朝,試しに当日皆様が座ったポジションで聞いてみました。
すると、特にソファーの右側の床座り位置ではブーミーでとんでもない音になっていました。
いかにDEQXでも部屋の物理特性を覆すことはできません。
正規のリスニングポジションから大きく外れると狭い部屋では音色という意味でぐちゃぐちゃになる可能性があります。
しかしそれでも聴く人が聴けばシステムの素性は見えてしまうのでしょうね。恐ろしい・・・・
「まとまりがよい」と言う嬉しいお言葉を頂きましが、これはDEQXの能力そのものと考えております。
加えて、ユニットごとに超近接で計測する
「おもしろSP計測法」も多少は貢献しているのではないかと思っています。
この計測が成り立つのはクロスオーバー付近であっても位相がビタッと揃い,かつ急峻なスロープが実現できるFIRフィルタの恩恵だと言えます。
ユニット間の同一帯域の合成をあまり考えなくてもよいので,スピーカーシステムの音を聞くというより各ユニットの音を聞くと言ったイメージに近いと考えています。
「まとまり」の良さとは逆のような説明ですが、結果としてシステムが一つになると・・・
しかし、この「おもしろSP計測法」も結局はDEQXがないと成り立たないので,超ローコスト派でもDEQXだけは必要であり、手放せないということになります。
埼玉のSAさんが取り組まれている「波形再現スピーカ」と比べますと私の目指すレベルは相当低いのですが方向性は同じかと思っています。
ただしDEQXのパラメトリックイコライザーでこれでもかというくらい補正を掛けていますので,波形再現としてはそれなりに低下していると思われます。(波形再現のためにはPEQを最小限に!)
レアでモンスターなシステム、超精密なオーディオ、そして1時間は眺め続けるだろう時計のメカなど,皆様のこの個性は何なんだ、とワクワクさせられます。
機会がありましたら皆様のオーディオルームにもぜひお邪魔させて下さい。
今回は本当にありがとうございました。
< DIYオーディオの魅力満載のシステム試聴会、ありがとうございました。クリズラボ >
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