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■ ご了解を頂いた方々のシステムと、試聴リポートを掲載させて頂きました.
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< 2015年8月:EXTON Studio TOKYO 試聴コーナー/ HDP-4 導入リポート > |
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(2015年9月5日掲載)
■ ご自身で制作されたCDを試聴するための念願のシステムが完成!
< オクタヴィア・レコードの試聴用システムと江崎社長 >
[図1] SME製SPユニットによる高音質システム(クリックでPDF表示)
■ SME(SONY Music Entertainment)の録音スタジオ用に開発されたSPユニット。
■ このユニットの性能を極限まで引き出す江崎社長のこだわりが結実したシステム。
■ ウーファーは「SUP-L11」の開発者が改良を施したスペシャルバージョン。
■ そのSUP-L11をあえてシングルで使い、300リットルの密閉箱にビルトイン。
■ SACDのために開発されたリボン型スーパーツィーターの有無は今後の選択肢。
■ 新品に近いSPユニットと何年ぶりかで火が入ったパワーアンプはまだ眠い様子。
■ 今回はシステムアップとDEQXの簡易チューンのみで終了しました。
■ 慣らし運転終了後に本格チューンをを実施予定です。
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■ 今回は装置の組み立てからスタートしたため調整前の試聴は出来ません。
■ 完成したシステムで最初に聴く音楽は前回もご紹介したイタリア生まれのジャズ
ボーカリスト「ロバータ・ガンバリーニ」の「Easy to Love」です。
■ そして、最近はこれと合わせて低域を重点的にチェックするために聴き始めたのが
「Reference Sound Edition」と名付けられたCD(下の右側)です。
■ 実は2曲目の「No Sanctuary Here / Chris Jones」が聴きたくて買ったのですが、
1曲目の「While I Look At You / Evie Sands」が凄い!・・・です。
<ROBERTA_GAMBARINI> <Great Voices: In-Akustik >
■ 何が凄いか!、いきなり出てくるバスドラムの音が異常(笑)です。
■ 普通は切れの良いバスドラ(パズドラではありません!)の音にするためEQなど
で50Hz以下のレベルを低下させますが、このCDでは逆に30Hzあたりが「ズドン」
と出てきます。
■ 6秒過ぎからエレキベースが加わり、12秒からは2本のギターが加わります。
■ この時、 音程を伴ったエレキベースがバスドラと同時に演奏されることで複雑な
超低域のサウンドが出現します。
■ まずはこの十分過ぎるほどの低域の量感と、ベースの音程がきちんと再現されるか
をチェックします。
■ 通常では考えられないバランスで「超低域」が録音されているので、これが通常の
音楽と同様な音量感で再生された場合はシステムのどこか、あるいは部屋のどこか
に問題があるかもしれません。
■ この曲は異常な低域が出て正常(笑)なのです。
■ そして23秒過ぎにメインの女性ボーカル「Evie Sands」が入ってきます。
■ 1946年生まれの彼女ですがレコーディングは1998年なので52歳の声です。
■ 若々しい声の中に円熟味もあり、とても爽やかな歌声です。適度な「サ行」が高域
のチェックに使えます。
■ サウンドチェック用と思っていましたが、ついつい最後まで聴いてしまいます。
■ さて、この曲が今回のシステムでどのように再生されたのでしょうか。
■ 一言で言えば「何のストレスも違和感もなく、音量をどんなに上げてもリニアーに
追随し、録音の意図がそのまま空間に再現される」という感じです。
■ 今回はシステムアップとDEQXによるラフ調整の段階でしたが、次回の本格調整が
いよいよ楽しみになりました。
■ 本格調整を完了した段階になりますが、江崎社長のご好意でこのシステムの試聴会
を予定しています。
■ そして今回のシステムが設置された江崎邸にはCD制作用のマスタリングルームが
併設されていますので、こちらも見学(試聴)できる予定です。
<江崎社長の自宅に併設されたEXTONスタジオ東京のマスタリングルーム>
■ お楽しみにお待ち下さい。
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● 正式な感想文は本格調整後に頂く予定ですが、ラフ調整の2日後に頂いたメールを
掲載させて頂きます。
<ラフ調整を終えたシステムと江崎社長>
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■ 一昨日は、大変お疲れ様でした。
■ 流石の作業ぶりで、私の長年の夢の実現に大きな一歩となりました。
■ 感謝しております。
■ 調整後の音を聴いてDEQXの持つ力と、さらなる可能性に心から感服致しました。
■ このような素晴らしい機材はより多くの人に知って欲しい!!
■ これが私の今の心情です。
■ 今回のシステムがそのための役に立つなら、より良い試聴会となるよう本格調整
では更なる音質の向上を期待しています。
■ その時までにユニットもアンプも馴染みが出るように鳴らし込んでおきましょう。
■ 今後とも、よろしくお願い致します。
株式会社オクタヴィア・レコード 江崎 友淑
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<マスタリングルームを建設したチームが音響工事を担当した試聴室の空間>
<300㍑の密閉箱に1個のウーファーユニットを収めたSPシステム>
<システムの中心:DEQX HDP-4> <SPをドライブするパワーアンプ群>
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■ 正式な感想文ではありませんが、嬉しい内容でしたので掲載させて頂きました。
■ 長い年月、倉庫で眠っていたパワーアンプ群はまだ少し眠そうでした。
■ ユニットもまだ完全には目覚めていません。
■ 慣らし運転と本格調整でどこまでしなやかに鳴るのか、今から楽しみです。
■ 日本のクラシックレーベルを牽引するオクタヴィアレコード。
■ その試聴システムの心臓部でDEQXが本格稼働する日も近いと思います。
Kurizz-Labo店主:栗原
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