■ DEQXを導入され、ご了解頂いた方々のシステムと試聴リポートを掲載させて頂きました.
■ また、デモなどでDEQXの音を聴いて頂いた方々の感想をそのまま掲載させて頂きました.



最新情報2013年5月11日:武蔵野のYY氏、DEQX再調整

(2013年5月14日掲載)

■ 2台のDEQXを使った4Wayシステムの再調整にチャレンジ。

 
               < 大成功!二連式前後放射ツィーター >

■ システムの変更で再生音のバランスが変化したとのことで、再調整の依頼がきました。
■ 一昨年の9月以来となります。
■ 結果としては写真のようにあっと驚くツィーターの置き方で音は限りなく透明な世界に!。

■ 再調整から2日後、嬉しいお便りが届きました。

   
YY氏のレポートです。

音波の干渉がAUDIO道の世界ではどうすることもできない致命的な問題に発展することを改めて認識させられました。お陰様で大変勉強になりました。

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生の楽器の響きで歴史的名演奏を鑑賞したい!

この夢を追いかけながら、音楽的な知識も深めるべく、演奏家や音楽愛好家の方々とこの一年間で20回ほどの名演奏鑑賞会を開催させていただいています。

皆さんからは素晴らしい音だ!と仰っていただけるのですが、まだできることはあると日々試行錯誤を繰り返しておりました。

約1年半前、4Wayに使える2台目のDEQXを導入した時、初回調整をお願いしました。

その後、スピーカーの設置場所を若干ずらしたり、DEQXに外部クロック信号を入力する設定にしたり、システムのデガウス処理を日々行っていること等で全体のバランスが変化し、中高音域の出力調整を余儀なくされていたことから、今回再調整をお願いすることにいたしました。

  
    <前回調整時のシステム全景>          <左右に配置されたツィーター>

再調整の日、栗原さんは到着すると早速試聴を開始されました。

1分ほど聴いた後だったでしょうか、即座に定位に問題アリと鋭いご指摘を受けました。

左右のユニット間で位相があっていないところがあるのでは?とのお話。

前回の調整時以来、パワーアンプとSPユニットの接続は変更していないし、それは無いと思いますと言いつつ、テストCDからピンクノイズを再生し、栗原さんがDEQXの調整画面からユニットの位相を次々に反転させていくと確かに何かが起きている!と、私にも実感できました。

さあ、大変です。栗原さんが原因を特定されるまで約1時間。

そして、「ツィーターを片側2台設置していることに伴う干渉です」との結論に。

見事なご指摘でした。

私自身も干渉が発生していることの認識はありましたが、ユニット間の距離が短いため、物理学上の計算ではそれほどの問題は生じていないはずで、指向性の改善効果の方が勝るとの思い込みがあり、あまり深刻に考えていませんでした。

DEQX導入前は、それぞれのスピーカーが手作りに近いものであるため位相が完全には揃っておらず、干渉の問題もあまり顕在化していなかったのかもしれません。

それが前回のDEQX導入によって、ユニット間の位相が揃い、ホイヘンス理論での音波の干渉が発生して再生音質に相当な悪影響を及ぼしていたことになります。

これについては栗原さんも、前回は4Wayシステムをベストバランスに調整する事に専念したため、最終的にユニット間の干渉が起きていることには気が付かなかったと話されていました。

今回は再調整に先立ち、まずはこの問題点が発見できたことは大変ラッキーでした。


解決策として提示されたのは、ツィーターを一台にすること。どうしても2台使う場合は縦方向に配置して、中低域以上のユニット全体をインライン配置にする。というものでした。

出来れば2個とも使いたいのですが、縦に配置すると地震での落下リスクが増大することや、現状の大理石による置き台の造作をすぐには変更できないこと、更に大きなツィーターが縦に並ぶという見栄えも気になるため、正直言って困りました。

しかし、本当に困ったときにはアイディアが出るものですね。そして結果も万々歳。

   
      <今回の最終システム全景>          <前後に配置されたツィーター>

それは窮余の一策でもありましたが、ツィーターを前後に配置するという特殊なものでした。

一本を真後ろに向けて配置することで、前向きのユニットは他のホーンユニットとインライン配置になり、栗原さんの提示された解決策となり、見栄えも良好。

背面ユニットからの放射は、もしかすると好結果が得られるかもしれないという賛同も得ました。

結果的には二つのツィーターを接続していたケーブルもそのまま利用できるため、配置変更は30分ほどで完了することが出来ました。

こうしてツィーターユニットの干渉を抜本的に解決した後、本格的な再調整をして貰いました。

結果は実に劇的なものでした。

再調整お願いして本当に良かったと改めて感謝しております。

   
    <二台のDEQXとパワーアンプ群>          <前後に配置されたツィーター>

それにしてもツィーター相互の干渉を排除し、更に背面放射による高域の拡散音場による効果でここまで生々しい音になるとは!想像をはるかに超えてしまいました。

今回の再調整ではもう少し微妙な変化を想像していたのですが・・・・嬉しい誤算でした。

今後の名演奏鑑賞会では皆さんの満面の笑顔、間違いなし。

聴いていただくのが今からとても楽しみです。

原因究明への真摯な努力と結果、そして長時間に及ぶ調整、本当にありがとうございました。

                                           武蔵野のYYより。

   

■ 貴重なレポート、ありがとうございました。
■ 到着早々の試聴で予想もしない問題に直面し、正直どうしようかと悩みました。
■ YY氏に伺うと、前回の調整以来パワーアンプ以降は変更していないとのこと。
■ では、何が???
■ 結論は前回の調整時にこの問題を見逃していたということです。申し訳ありません。
■ 思い切って1個にする、あるいは2個をインラインに配置するという提案をしたところ、かなり悩まれた末に、「ドライバーユニットを前後に並べたら」というアイデアを出されました。
■ この提案にはびっくりしましたが、もしかすると瓢箪から駒・・・か。
■ 結果はリポートにある通りですが、見事な駒が出ました(笑)。
■ すっきりした中央定位と超高域のプレゼンスが増加。
■ 帰りの新幹線で飲んだビールの味は格別でした。

■ YYさん、ありがとうございました。

                    Kurizz-Labo店主:栗原

   

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