DEQXマニアを自称する小生(?)は,毎度,ソフト上のあらゆるパラメータを弄って
理想のスピーカー補正を得ようと悪戦苦闘します。ですのでかなり時間がかかります。
色々弄って,写真03(https://kurizz-labo.com/img/bbs/ty-231112/03.jpg)のような
理想的なステップ応答を得ることができました。これが達成できるとフォーカスがビシッと合います。
たぶん,これを徹底されている方は少ないと思います。
ここまでは序の口。ルーム補正がこれまた時間がかかります。
新規の部屋ではないのでまだよいのですが,測定と試聴を繰り返しますのでまた数日かかります。
周波数特性がフラットでも楽器の聞こえ方はかなり異なります。好みの音になるまで,ちょこちょこと調整を繰り返します。
この作業は,楽しいと言えばその通りなのですが,毎度時間がかかっており,その間,音楽を聴く気にはなれません。
ある程度聴ける程度の調整なら半日もあればできますが,不完全なもので聴くのはどうも・・・。
「まだ良くなるはず」と「そろそろピークに達したか」の見極めが,何となくできるようになったつもりです。
調整の結果,写真04(https://kurizz-labo.com/img/bbs/ty-231112/04.jpg)のような特性を得ました。
今回の調整も時間がかかりましたが,かなり良くなりました。
これまでに比べてもベールがはがれたように鮮明になりました。
ウーハーを変えたと言っても同系列(元はJBL E130)なので,大幅な音色変化はありませんが,
若干表情が違うところがあるように思えます(ほんの少しだけ落ち着いている?)。
ネットワーク式でもマルチアンプ式でも,ウーハーを換えたら再調整の手間はかかりますが
先ずは音圧レベルを整えるくらいで試聴する気になると思います。しかしDEQXの場合は
スピーカーの再校正は絶対に必要ですし,ルーム補正まで完成された旧状態とそうでない
状態を比較しても差がありすぎて良し悪しなど判断できません。ここが若干厄介です。
行動までが面倒ですが,長時間調整を行わないと鮮度が落ちるような感じもあります。
また,再調整をすると新たな発見があったり,ブレークスルーになったりすることがありますので,
特にDEQX使いの方は適当な間隔で再調整した方がよいかな,と思います。
以上