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■ クリズラボ製アッテネーターを試聴して
試聴に先立つ一月ほど前からS社の8chアクティブ型ボリュームコントローラーをシステムに組み込んでいました。
外部DACの出力に入れてDEQXのデジタルボリュームを全開にすると音のフレッシュ感が実感できました。
また、ボリュームを絞って聴取レベルをかなり下げても細部のニュアンスが失われず、聴き疲れしないオーディオライフができると確信できました。
クリズラボ製のアッテネーターが届いた日、今までのボリュームとは逆のパワーアンプ側に設置してATTからパワーアンプまでを1.5mのXLR平衡ケーブルで接続しました。
アクティブ型の場合はパワーアンプから離れたDEQX側に配置できますが、試聴機はパッシブタイプなのでパワーアンプ側に配置したくなるという精神的な違いが理由 ※です。
セッティングを終え、クリズラボ製のアッテネーターから出た音でまず感じたのはオーディオ的な主張を持つサウンドではなく、アッテネーターの全レンジにおいて極めて自然てスムースなレベル調整が可能ということでした。
外付けDACの利用者に限らずDEQXユーザーはこのATT導入に非常に大きな意味があると思いました。
DACがフルで働くことによる音質の向上は全体のイメージを変えることもあり、DEQXの再調整を行なうことで更に好結果が得られるのではと感じました。
クリズラボ製のアッテネーターは減衰量の表示の視認性が抜群で、大きな安心感を醸し出しています。
また、巨大なATTノブの回転フィーリングも抜群で全段1dBステップの音量変化も極めて自然です。
今回の試聴を通じて正式に発売されたらぜひ導入したいと思います。
埼玉県:照井 和彦
※ KL-AT-6Dは抵抗素子のみで構成した純粋なパッシブ型アッテネーターです。
このためアクティブ型より接続ケーブルの影響を受けやすいことは事実です。
この問題の解決に向けて新たな設計を行い大幅に改善することが出来ました。
例えばDEQXや外部DACからATTまでXLRケーブルで10m以内、パワーアンプ
までを5m以内で接続すれば DC〜100KHzまで -0.5dB以内となり、事実上の
「ロス無し、100%伝送」が可能です。 (クリズラボ)
このためアクティブ型より接続ケーブルの影響を受けやすいことは事実です。
この問題の解決に向けて新たな設計を行い大幅に改善することが出来ました。
例えばDEQXや外部DACからATTまでXLRケーブルで10m以内、パワーアンプ
までを5m以内で接続すれば DC〜100KHzまで -0.5dB以内となり、事実上の
「ロス無し、100%伝送」が可能です。 (クリズラボ)
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