No. | ユーザー | DEQXの導入機種とシステムの特長 | 掲載時期 |
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130 | 埼玉県 照井様 | 中高域ユニットの交換とTweeter(TPL-200)に専用BOXを導入 | 2024年03月 |
[ 中高域ユニットを交換した最新システム ]
・ 高域ユニット:beyma TPL-200/B(プリーツ型振動板ツィーター)・ 中域ユニット:MARKAUDIO Alpair 11 MS(モノサスペンション型フルレンジ)
[ 中高域用のユニットを交換する前のシステム(User's Report No.112参照) ]
[ 中高域用のユニットを交換する前のシステム図 ]
[ ツィーターを交換した中高音用ユニット] [ 中・高域ユニットを交換した最新のシステム]
[ 中高域のユニットを交換した最新のスピーカーシステム ]
◆ AMTツィーターユニットTPL-200をクリズラボ企画製作の専用ボックスで聴く
2024年3月22日 照井和彦
No.112ユーザーレポートでDEQX調整の様子をご紹介いただきました。取材時TWはScanSpeak製ユニットで、その後AMT方式ユニットに変更し楽しんでいたところKurizz-Labo製ボックスのお話を聞き、さっそく導入して試聴しました。
なお、No.112以降DEQX周波数特性等の再調整は実施しておりませんので、TW領域のfc=5kHzであること、TW再生レベルを相対的に下げるためにパワーアンプ(P-4200)のインプットレベルを調整し全体のバランスを整えました。
Beyma TPL-200はハイルドライバーとも呼ばれ、ボイスコイルを利用したフレミングの法則による従来の動作とは全く違う方式です。アコーディオン状のプリーツが吸引反発することで空気の動作スピードが加速され、その結果立ち上がり立下り時間が驚異的に短縮され、音のトランジェントが良くなると言われています。
木製手造りケースに入れたTPL-200を最初に聴いた印象は、音のアタックがとにかく早くなったのひとことに尽きました。学生時代にブラスバンドを始めパーカッション等50年近く楽器と親しんできましたが、その演奏時の雰囲気そのものがTPL-200から再生されて来るのです。
今回Kuriz-Labo製ボックスへTPL-200を移替えることでハイルドライバーの良さが更に引き立つ再生音へ昇華してしまいました。なんと、高音域の再生音に重みが加わって聴こえてくるのです。重心が下がったとも言えますし、音の粒立ちが小さくなることなく距離感が把握でき、奥の方から聴こえてくることが判るようにもなりました。スレイベル(鈴)、鐘、トライアングル、シンバルなど金モノパーカッション群が、更に活きいきとしてきました。
CDやレコードをソースとしてステレオ再生を楽しむことは、音楽録音やミキシングによる制作者の作品意図を、スピーカーを通して理解することだと思っています。今回のボックスの良さは、楽器の位置関係や歌モノではメインボーカルの存在がハッキリとして、また、これまで埋もれていたであろう、エフェクト処理による空間エコーサウンドに気づくといった、音楽制作の現場で起きていることが鮮明に視えるようになったことです。
普段の再生音は決して大きくすることなく楽しんでおりますが、そんな音量でも音楽の表情がとにかく豊かになりました。 写真撮影の前日MIDユニットをMarkaudioブランドのダンパーフリーのユニットに変更しており、今後のサウンド進化がとても楽しみです。
以上
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・ クリズラボも beyma TPL-200 ツィーターを二年半前に導入しました。
・ 今までにないリアルなサウンドに惚れ込み、更に100%の性能を発揮させるべく専用のBOXを開発しました。
・ 今回はいち早くこのBOXを導入された照井様のユーザーレポートです。
・ クリズラボも beyma TPL-200 ツィーターを二年半前に導入しました。
・ 今までにないリアルなサウンドに惚れ込み、更に100%の性能を発揮させるべく専用のBOXを開発しました。
・ 今回はいち早くこのBOXを導入された照井様のユーザーレポートです。