■ ご了解を頂いた方々のシステムと試聴リポートを掲載させて頂きました.

< 特別編:クリズラボ製パワーアンプの導入リポート >

                            (2016年1月18日掲載)

   

     <クリズラボ製パワーアンプ  KLP-10W-ST フロントパネル>

「なにも足さない、なにも引かない」ゲインを持ったストレートワイヤー。
クリズラボはマルチアンプ方式に最適なクオリティのアンプを提供します。
複数台必要なマルチアンプ方式のため、一切の虚飾を排して低コストを実現。
フルレンジユニットを静かに、そして力強く鳴らすアンプでもあります。

   

      <クリズラボ製パワーアンプ  KLP-10W-ST リアパネル>

                全機種比較表

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最近、クリズラボ製のアンプを導入された方の感想文を掲載させて頂きました。
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● 最初は6Wayのマルチアンプシステムに導入された神奈川県横須賀のTK氏です。

●「横須賀 ホーンシステム」で検索すると氏のシステムが見えます。

 
      < 最近の機器ラックの写真を戴きました(2016年1月) >

  
     < 多くのブラックパネルに囲まれて孤軍奮闘のKLP-10W-ST >

■ KLP-10W-STを導入された横須賀のTK氏から感想文が届きました。


クリズラボ製のアンプは私にとってもお年玉でした。
年末年始の丁度良い時でしたので、毎日オーディオ三昧です。
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昨年末に購入したKLP-10W-STは使い出してからまだ日が浅いのですが、とても
  良いアンプだと思 います。

年末に届いたアンプをまず高音(※1)で試し、さらに中高音(※2)でも試しました。
             ※1 GOTOのSG160:5k以上 ※2 SG370:1k- 5khz

最初の印象は、音像が立体的で厚みがあり極めて滑らかな音です。

自然な感じで分解能や SNも十分あり、とても良いアンプです。

ゲインを5段階で調整出来るのも特長のようですが最初は基準の+15dBにセット。
  さらにデジタルチャンネルデバイダー(dbx4800)で4.2db落としています。

他のアンプ(SONYのTA-N902)を全ての4dBアップすればデジタル領域で落とす
  必要はないのですが、まあこの くらいなら・・・・

当方の6Wayマルチアンプシステムは、インパルス応答とwavelet解析(※3)で
  できる限りタイムアライメントをとっていますがその効果を確実に実感させて
  くれるアンプです。






                                     <参考:クリズラボ>

マルチアンプシステムの中音以上には理想的なアンプでしょう。

複数台欲しかったですね。

現時点でちょっと困るのは1982年製のTA-N902と音色が違うことで す。

無論、交換すべきはTA-N902の方です。

良いアンプだと言っても経年変化による劣化が今回判ってしまいました。

マルチ方式は同じアンプを使うのが完成への早道だとずっと考えてきまし た。
  そのため、初代のTA-N900やTA-N902を修理しつつ長期間使ってきました。

現在はTA-N902をモノーラル使用で合計11台使っています。

この総入れ替えとなればかなり大変ですがそろそろやらねばなりません。


今後のアイデアとしては好結果を得たクリズラボ製のアンプを2台追加するか、
  中低音ホーン(※4)まで考えるなら3台必要となる感じでしょうか。
            ※4 YLのD75000(Wマグネット):275Hz-561Hz

                              横須賀のTKより




● 横浜・伊勢佐木町のMYさんからも感想文を戴きました。

 
   <「男の城」「未知!への入り口」といった感じのMY氏のデスクトップ >

 
   < このデスクトップの仲間に加わったクリズラボ製のパワーアンプ >

   
アンプが到着しました。ありがとうございました。。
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実は最近までやや大型の3Wayのマルチアンプシステムで音楽を楽しんでいました。

一昨年に家の改築を行った際、家内から「
大きいオーディオは駄目!」と言われ、
  やむを得ず大転換。

パソコンの出力にディジタルアンプを接続し、フルレンジスピーカーで音楽や動画
  を楽しんでいました。

音はそれまでのシステムとは比べものになりませんが、小型のスピーカーなので
  こんなもんだろうと、あきらめていました。

そのため、アンプなどもそこそこの物で十分だと思っていました。

そんな中、ネットを見ていて偶然にも「Kurizz-Laboの」ホームページを発見。

デジタルオーディオプロセッサーについてのユーザーレポートを拝見しながら、
  以前、私もイコライザーで四苦八苦していた時の事などを思い出しました。

ふと、別のページを見ると「
何も足さない。何も引かない。」とのフレーズで
  KLP-10W-STが特価販売されているのを発見。

このフレーズに魅せられたこともあり、つい衝動買いをしてしまいました。

しかし、結果としてこの衝動買いは「
大正解!」でした。

3Wayシステムを手放したことも影響があるかもしれませんが、あまり装置の事を
  気にせず、ただひたすら音楽を楽しく聴ければ良いと考えていた自分がいました。

そして、逆説的ではありますが音楽を楽しく聴くための装置はどうあるべきか。

今回出会ったKLP-10W-STには今更ながらアンプの大切さを思い知らされました。

衝動買いではありましたが、私には諸々、ぴったりの製品でした。

ありがとうございました。


                                      伊勢佐木町のMYより

   
   
● 横浜のKM氏から戴いた感想文をご紹介します。

 
      <コンパクトながら本格的な3Wayマルチアンプシステム>

 
   < 5W-Aクラスアンプの優しい暖房付き置き台にニッパー君もご満悦 >

■ 最終的にはKMさんも複数台の購入を希望されました・・・・嬉しい限りです。

   
   
土曜日に無事アンプ受け取りました。

お歳暮の時期で荷物が多いらしく、宅配便が到着したのは午後10時過ぎでした。

その日は何もせず、開梱しないで室内に放置。

珈琲豆を取り出し忘れたためアンプの熟成がさらに進むことになりました。
        ( 注釈 : クリズラボ焙煎の珈琲豆をご注文戴き、アンプに同梱してお送りした件です。 )

翌日、システムの高域用として接続し、簡単な調整をして音を出しました。

第一印象は「
とても静かな音のアンプ」でした。

なにも足さない、なにも引かない」の通り、出るべき音が出ている感じです。

今まではDENONのPOA-1000B(管球アンプ)をメンテしながら使用しており、
  独特の透き通るようでいてきらびやかな音質に魅了されていました。

これに対して、栗原さんのアンプはとにかくS/Nが良く、高域の余韻がスーと
  消え行く様子が何とも心地よい印象です。

DF(ダンピングファクター)が400あるとのことで、ユニットの能率次第ですが、
  低域用としても十分使用できると思います。

今後はDEQXの調整を更に進めてアンプのポテンシャルを把握したいと思います。

この価格で購入できたことに感謝しています。(原価割れとまではいかなくても、
  利益は全く出ない・・・?)

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追伸:

Webにはまだ数台在庫があるようなので資金繰りが付けばもう一台購入したい
  所ですが今年のオーディオ予算がオーバー。来年のセール(笑)に期待します。

また、このアンプの定格出力が10Wと言うのは小さすぎると思っている人が多い
  かもしれ万がそんなことはありません。

通常の音楽再生で1W以上のパワーを出すことは稀です。

アンプの出力は電源電圧を高くすれば稼げますが、DFの値に代表されるように
  出力インピーダンスが低い方がはるかに音質上有利なことは過去幾多のアンプを
  使用してきた経験から強く認識しています。

電流供給能力を高める工夫があるこのアンプなら、L/Cネットワークを使用した
  スピーカーでも能率が90dB以上なら十分な性能を発揮してくれると確信します。


   
   
● 多くの皆様から高い評価を戴き、製作者としてこれ以上の喜びはありません。

● KLPシリーズのパワーアンプは出力が、10W、30W、50W、100Wで製作が
  可能です。(全て受注生産となります)

 
            <出荷テスト中のKLPアンプ>

● 実は既にDEQXを使ってマルチアンプ方式にトライされた多くの方からKLPアンプ
  の製作を依頼され、実際に使われています。

● ホームページの「User's Report 」で使用状況をご覧いただけます。

User's Report 002-1 東京のTH氏 --[KLP-30W-Mono×2、50W-Mono×2]
User's Report 003-2 長野のHT氏 --[KLP-50W-ST×1、30W-ST×1]
User's Report 003-3 東京のNM氏 --[KLP-30W-ST×1、50W-ST×1]
User's Report 010-3 山梨のMT氏 --[KLP-30W-ST×2、50W-ST×1]
User's Report 035  千葉のMM氏 --[KLP-10W-ST×2]
User's Report 039  広島のKH氏 --[KLP-10W-ST×2]
User's Report 041  広島のNM氏 --[KLP-50W-ST×2、100W-Mono×2]

● 製作を希望される場合はKurizz-Laboまでご一報下さい。

             

   
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 ※3 ウェーブレットとは「さざ波」のことで、ウェーブレット変換では1つの マザーウェーブレット
   という基本的な関数を拡大・縮小させることにより、信号の周波数-時間軸の解析を行う手法。
                                (信州大学工学部の資料より