■ ご了解頂いた方々のシステムと試聴リポートを掲載させて頂きました.
2015年4月:大阪MT氏 システム再構築
(2015年4月29日掲載)

■ DEQX User's Reportに6回目の登場となる大阪のMT氏

■ いずれもDEQX以降の機材の変更や部屋のレイアウト変更などに伴う調整でした

■ 1回目は、2008年の5月、大阪のシステムにDEQXが入りました

■ 2011年の7月には遠隔操作でハワイのオーディオシステムを調整しました

■ そして今回は二つのシステムが大阪で合体し、DEQX以降のシステムやスピーカーのレイアウト変更に伴うDEQXの再調整依頼がありました。


 
 
  <Audio Machine製PURE、背後にはMacintoshのM75 Anniversaryが>

 
  <Transroter Fat BobとThorens TD124mk2が並ぶ壮観なプレーヤー群>

■ 調整を終えた数日後、MT氏からの感想文が届きました。


今回、海外との二重生活の解消に伴いハワイの機材を大阪に移し、システムの大幅な変更を行いました。

今まではALTECのウーファーとホーンスピーカーによる3Wayをマルチで鳴らしていました。

そして今回はダイレクトラジエーター+ホーンツィーターの2Wayシステムにアクティブタイプのサブウーファーシステムへの転換となり、音の出口関連で残ったのはDEQXだけとなりました。

 
    <Audio MachineのスピーカーとMacintosh M75パワーアンプ>

 
    <DEQXとKurizz-Labo製のステップアップトランス(M75用)>

方向転換の幅があまりにも大きいため、最終的にどんな音になるのか心配でしたが、栗原さんのプロ魂、繰り返し繰り返しの入念なDEQXの調整のお陰で心配は解消しました。

音質、音場ともに従来に優るとも劣らない仕上がりとなり、大満足です。

スピーカーがコンパクトになった分だけ設置の自由度が増し、DEQXのセールスポイントであるルームアコースティック能力の恩恵が十二分に活かせたと感じています。

 
        <二つのシステムが合体した再生機器群>

実は今回、栗原さんにしつこくお願いして実現してもらった設定があります。

それは、ピアノの高音が薄くならずに実在感を持って聴けるポジションです。

完成した「Profile-2」は私にとってオーデイオ的快感という他に有りません。


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新システムの機材一覧

Mac Mini ( Pure 再生ソフト)
Luxman D08 CD player
PS Audio Direct Stream DAC
Transroter Fat Bob turntable ,Graham Phantom Supreme arm ,Airtight PC-1
Thorens TD124mk2, SME3012, Ortfon Anniversary 85
Kurtz Lab phono amp
AudioResearch Ref.5SE
DEQX
McIntosh MC75 x 2
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                             大阪のMTより


■ MT氏の大阪宅のシステムには7年前の5月にDEQXが導入されました。

■ 昨年の3月には大阪にオーディオ専用ルームも完成、今回はそこに集大成版とも言えるシステムが完成しました。

■ 生演奏会場にも頻繁に通う大のクラシック好きのMT氏。

■ コンサート会場の雰囲気を醸し出すプロファイル設定は大変喜ばれました。
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■ Audio Machineのスピーカーは遠隔操作で調整をしただけで、実際に自身の耳で音を聞くのは今回が初めてでした。

■ そして、調整の終盤になってからこのスピーカーの重大な秘密の一端に触れることになりました。

■ スピーカーの基本的な設計思想に基づく現象ですが、DEQXの設定はもちろん、最終的な音質にも大きく影響する発見でした。

■ 大変興味深い事例で、現代のスピーカーを読み解く上でとても参考になる話です。

■ これについては改めてご報告したいと思います。

■ 重大な秘密はこの下のグラフに隠れています。

■ Audio Machineの使用ユニットとネットワークがヒントになります。

 
  <Audio Machineの測定結果:MidとTweeterの中間で距離1m L-ch>

 
  <Audio Machineの測定結果:MidとTweeterの中間で距離1m R-ch>

              Kurizz-Labo店主:栗原

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