■ DEQXを導入され、ご了解頂いた方々のシステムと試聴リポートを掲載させて頂きました.
■ また、デモなどでDEQXの音を聴いて頂いた方々の感想をそのまま掲載させて頂きました.



最新情報2012年12月11日:広島市のTM氏、DEQX導入!

(2012年12月22日掲載)

呉市と広島市内の喫茶店、KHさんに続いて、広島市のTMさん宅で調整をしました。

KHさんが根っからのALTECファンなら、TMさんは根っからのJBLファン。
スタートは1965年に発表された101ランサーを聴いて以来とのこと。
その後も多くのJBL製品を使用され、90年代にはS9500にたどり着きました。
しかし、このプロジェクトK2(S9500)は1995年の阪神・淡路大震災で大破。
  (会社の関係で当時兵庫県内に住まわれていたとのこと。大変でした。)
そして現在はJBLの頂点、プロジェクト エベレストDD66000を導入されました。

 
     <35年ほど前に建てられたというオーディオルームにジャストフィットのDD66000>

■ 左右と中央に日東紡音響エンジニアリングのシルヴァンとアンクIIIが置かれています。

 
           <マッキンのプリとメインを中心に構築されたTM氏のシステム>

■ 再生装置は
・ スピーカーがJBL プロジェクト エベレスト DD66000
・ プリアンプはマッキントッシュC100
・ メインアンプはMC7270とMC500
・ CDプレーヤーがデノンSA-1
・ レコードプレーヤーは
  オラクルのDELPHI MKⅢに、オルトフォンRohmannカートリッジ
  LINNのLP12にオルトフォンのコントラプンクトbカートリッジ
・ チューナーはアキュフェーズの T1000

■ DEQX導入前はプリアンプの出力をそのまま2台のパワーアンプに入れてBi-Wire風のBi-Amp方式でドライブされていました。

■ 今回はプリアンプの出力にDEQXを入れてクロスオーバーを700Hzにセットし、2台のパワーアンプに入力する正式のBi-Amp方式でドライブすることになりました。

そして11日後、21日の深夜、嬉しい感想文を頂きました。

   
先日は遠路はるばる我が家にHDP-EXPRESSを据え付けに来て頂き、厚くお礼申し上げます。

初対面にもかかわらず昔からの知人のように親しく感じられ、楽しい時間を過すことが出来ました。ありがとうございました。

早いものでDEQXの導入から11日が過ぎまし。遅くなりましたが感想文をお送りします。

私はJBLのDD6600スピーカーを使った再生装置の音質向上にずっと取り組んできました。

電源廻りの改善では、アキュフェーズPS1210や、DENTEC IPT-1000Anなどを採用。

室内音響特性の改善には日東紡音響エンジニアリング社製のシルヴァンとアンクⅢを導入してかなりの音質向上が得られ、満足していました。

そして、更に今後の大きな目標であるDD66000のマルチアンプドライブに向けたチャンネルデバイダーの導入と室内の音響補正用にグラフィックイコライザーの導入を検討していました。

そんな折り、オーディオ仲間であり、広島市内のコーヒー豆店の店主である平田さん(User's ReportのNo.21に登場されています)と話している中で、DEQXの話を聞き、調べてみるとこの装置はなかなか優れものと確信をして導入を決めました。

今回採用した機種はHDP-EXPRESSで、調整は音響の専門家であるクリズラボの栗原氏にお願いしました。

待望の12月11日、午前10時から調整を開始。

まずはスピーカーの音響特性を測定して左右を個別に補正。次に室内音響特性を計測して全体の音響特性を調整されていました。

DEQXのプロファイルという機能で4種類の基本的な音響特性を持たせることができ、リモコンで選択出来るとのこと

栗原さん推薦の、バイパスセットとフラットポジション、そして50年代ジャズとクラシック用の再生特性の計4個をセットして貰いました。

私はジャズとクラシック、そしてボーカルなどを主体に聞いていますが、多くはフラットポジションで聴き、クラシックは録音によってはクラシックモードを選択して聴いています。

HDP-EXPRESSの効果は絶大で、音が非常にクリアーになり、ジャズのライブやボーカルなどが極めて自然になり、臨場感も今まで以上に出て、満足しています。

そして、たまたま聴いたクラシックのハープ演奏などは本当にクリアーで、今までより格段良くなり、ハープはこんなに良い音がするのだと改めて感じた次第です。

今までずっと聞いてきたCDやレコードを改めて聞き直して楽しんでいるところです。

最終目標だったチャンネルデバイダーとグラフィックEQの導入による音質と臨場感の向上は、期待を大きく上回りました。平田さん推薦のDEQX導入は大正解だったと満足しています。

 
        <JBL DD66000のサランネットを外し、ネットワーク接続を変更>

今回導入したDEQXはチャンネルデバイダー機能とイコライザー機能が搭載された非常に高度な装置であり、実際に導入して音質と臨場感の大幅な改善効果を実感しました。

DEQXはこのように高機能・高性能な製品にもかかわらず、コストパフォーマンスは抜群であり、皆様にもぜひお薦めしたい機種だと思います。

                                 広島市のTMより。


   

TMさん、感想文ありがとうございました。

 
    <日東紡音響エンジニアリングの棒状拡散体、アンクIIIで中央定位を改善>

 呉市のKHさんは熱烈なALTECファン、そして今回のTMさんはJBLファン。
 最初の出逢いがその後数十年を経ても変わらないというのはとても素敵な事ですね。

 阪神・淡路大震災を体験された氏は、スピーカーやラックが動くことで倒れない置き方を実践。
 我が家を地震が襲ったら・・・・かなりまずい感じがします。

                    Kurizz-Labo店主:栗原

   

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