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■ DEQXを導入され、ご了解頂いた方々のシステムと試聴リポートを掲載させて頂きました.
■ また、デモなどでDEQXの音を聴いて頂いた方々の感想をそのまま掲載させて頂きました.
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< 2012年9月22日:大阪府河内長野市、KY氏感想文! >
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(2012年12月19日掲載)
・ 3ヶ月ほど前、メールのやり取りの中で貴重なご感想を戴きました。
・ 改めてUser's Reportへの掲載許可を戴きましたので、ご紹介致します。
・ いきなりの感想文だけでは判りにくいのでその経緯も若干掲載させて頂きます。
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◆ 8月31日にお問合せの電話を戴いた翌日、次の様なメールが届きました。
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■ To クリスラボ様
・ 昨日夕方に電話差し上げた、大阪のYです。
・ 実は今日に至るまで、どのスピーカーを聞いても中域(1.5~3KHz位か)の歪感が気になり、ヘッドホンでしか音楽を聞いてこなかったのですが(不思議とフルレンジならOKなのですが)ネットワークを使わずに調整すればなんとかなるのでは、と友人に教えられ、色々とデジタルチャンネルデバイダーを探しているときに御社のDEXQを見つけました。
・ 一度使ってみたいのですが高価なものですし、使いこなせるかも不安なので、機能が限定されているexpressを考えております。
・ DEQXの使い方としては、現在、プリ・パワー共にアンプだけはいくつかあるので、これらを活用する形で導入したいと考えております。
・ そこで、次のような使い方はExpressで可能なのでしょうか?
a) 既存のプリ・パワーを活かしての組み込み。(入力はアナログとなります。)
b) 将来はDDコンバーターからのデジタル入力も試したいのですが可能でしょうか(ただ、基本的にはaの使い方がメインになると思います。)
c) とりあえず、その段階での調整は可能でしょうか。(出力もアナログで使います。室内の反射等の調整です。)
d) 次のステップとしてはスピーカーのネットワークを外してスピーカーの上下の帯域別に2台のパワーアンプでスピーカーを駆動(いわゆるマルチアンプ方式)で使用。この場合帯域分割やその領域、ゲイン調整などは可能でしょうか?
e) マルチは最大で上中下の3分割を考えていますが、可能でしょうか?
f) マイクは御社の製品でないと使えないのでしょうか?
・ 最後に、メーターを付けていただくとして、おいくらほどになるでしょうか??
KY 拝
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■ このメールを戴いてから何度かやりとり(何通かはパリからメールを戴きました。)をした結果、10日ほどして導入を決定されました。
■ 導入決定から2日後、パリから帰国されての第一報は・・
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・ 日曜に帰国し、昨日は留守中の仕事を整理して、先ほど帰宅しました。
・ パリから帰国する飛行機の中で、購入したExpressの出力をどのようにコントロールしてパワーアンプに入れるか、仕事の報告書を書きながらあれこれ悩んでおりました。
・ アナログのミキサーアンプを使うか、マランツのボリューム連動機能付きのプリメインアンプを2台使うか、それとも昔買ってほったらかしにしている電子ボリューム付きのトライゴンのプリアンプを2台使うか、4chの電子ボリュームだけ自作するか(時間があれば・・・一番ローコストでしょうが)などなど。
・ まあ、こうやって考えている時が一番楽しいんでしょうけれども。
・ しかし、結局はまず音を聞いてみないことにはわからないと言うことになりました。
・ そして、DEQXの調整も自分でどこまで出来るかはともかく、そのプロセスも趣味のうちだと思っています。
・ どうにもならなくなってお助けをお願いするかもしれませんが、その節はよろしくお願いします。
KY 拝
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9月15日に納品。僅か一週間後には独力で調整を終えられ、早速の嬉しい感想文を頂きました。
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当方のDEQは一通りの調整を終えました。
現在はソースをD/A変換してDEQXに入力しています。音質上は多少不利かもしれませんがDEQXによる音質向上の効果はそれらをはるかに上回るようです。(最終的にはD/Dコンバーターを入れてフルデジタルで繋ぐ予定です。)
DEQXできちんと調整すると全体的な音の締りや実在感が充実します。
私が気になっていた嫌な歪音も無くなり、安心して音楽が聴けます。
今はスピーカー内蔵のLCネットワークを使ったバイアンプ駆動ですが、ネットワークを取り去ればさらに音質は良くなると思います。
スピーカーはビクターのSX-500Spilitというものですが、セッティングなどで追い込んでいない状態でも如実にDEQXの効果がわかります。
となれば、質の良いシステムを使い、セッティングなどで追い込んだ上でDEQXを入れればその効果は絶大なものになるのでしょうね。
私のDEQXはExpressなので若干気になっていたデジタルボリュームでのbit落ちも、教えて戴いたように、実際には-50db以上絞ることもないので全く支障ありません。電子式の6連ボリュームを作ろうかとも考えていましたがその必要はなさそうです。
ところで、DEQXのセッティングに必要な測定や調整については、まだまだ慣れないせいか、直接音と反射音の切り分けなどは結構ややこしいですね。
やり直す度に異なった値が出てくるようで、そのためか、クロスオーバーポイントも自動で出させると結構動きます。教えていただいたようにプロファイルで調整するのが良いのでしょうが、そこまではまだ出来ていません。多分私のシステムと私の耳ではよくわからないような気もしますし。
最新型の高級機であるHDP-4には及ばないのでしょうがExpressも大したものです。
スピーカーを買い換えようかとも考えていたのですが、以前からユニット間のタイムアライメントの整合性や、ルームアコースティックの影響が気になっていたこと、それに色々と細かなセッティングをする時間が取れないので、DEQXを選択しました。
結果は大正解だったと考えております。
DEQXは、ものすごいコアなオーディオマニアにも役立つのでしょうが、私のように100%は求めず、音質的にはせいぜい60~70%でOK。ただしそこまで短時間で持っていきたい。セッティングの時間も音楽を聞いていたいという安直派のオーディオファンにも十分効果があります。
以前に買ってはみたのですが変な音がし出したのでそのまま使わなくなってしまったスピーカーなども使えるようになるかもしれませんので、今後が楽しみです。
今まで嫌な音が出たり、何となく音の上下で何かずれているような気がするため、マルチウェイスピーカーを避けて小型フルレンジを小音量で聴くか、ヘッドホンでしか音楽を聞いていなかったのですが、やはりそれでは欲求不満も溜まってきておりました。
御社のDEQXという製品は今年の春頃に知りました。多分本屋の立ち読みか何かで小さな紹介記事を読んだような気がしております。それ以来ずっと気になっていたのですが、正直私の自由になる金額をはるかに超えていたので躊躇しておりました。
しかし、次第に欲求をおさえられなくなり、先般思い余ってお電話を差し上げた次第です。その結果、値頃感のある製品があると知り、これはもう、「出会い」だと感じて少々無理をしましたが購入させていただきました。
あまり大した微調整などしていない状態ですが、あれからも音楽を聴いていて思うのは、本当にリラックスして聴けるようになったということです。どう言えば良いのかよくわかりませんが、今までは嫌な音が出るのではないかと緊張しながら聴いていたのではないかと思います。
そして、実際に歪み感を伴う嫌な音が出るとそれ以上は聞く気も失せてしまいました。
それが、DEQXを入れた後では全くそのような心配がなくなり、安心して「音楽を聴ける」と言う点が私にとって実に有難い部分です。
今後も栗原様のご活躍を祈念いたしております。
大阪府 KY 拝。
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■ KYさんが言われる中域の歪み感というのはネットワークで生じる位相歪みを感じていらっしゃるのかもしれませんね。
■ そして、その部分をDEQXの効果で解決出来たとすれば嬉しい限りです。
■ まだお目にかかったことはありませんが、60~70%の音を更に向上させたいと感じた時にはいつでもお声を掛けて下さい。大阪まで飛んで参ります。
■ それにしても、DEQXの本質を突いた嬉しい感想文をありがとうございました。
Kurizz-Labo店主:栗原
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