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■ DEQX導入レポート

No. ユーザー DEQXの導入機種とシステムの特長 掲載時期
97 広島KH氏 (再) HDP-3 / システムのアップグレードとDEQX調整にトライ 2017年11月
※ 2012年12月に初回調整をさせて頂きました。(レポートNo.46 ・・・ 旧No.21)
  その後、システムのバージョンアップとDEQXによる調整にトライされ、結果が出ました。

   おかげさまで今までで一番の音を奏でています ・・・・ KH



< 現在のシステム:38p×2+2Wayホーンドライバーによる変則3Wayシステム >


< 外部DACとパワーアンプの導入で大幅にグレードアップされた現状のシステム図 >


< HDP-3に追加されたオプションのデジタル出力ボードに3台の外部DACを接続 >

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■ 感 想 文
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・5年前のDEQX導入以降、栗原さんの手と頭を煩わせながら試行錯誤をしてきました。

・スピーカーシステムはアルテックの15インチウーファー2個を上下にセット。BMS社の同軸2Wayドライバーを円形ホーンにセットして中央に配置したオリジナルです。

・ボックスはWoody&Allen工房に製作をお願いした700gの大型密閉BOX。

・このスピーカーをDEQXで使いこなそうと様々なアイデアを妄想しては栗原さんのダメ出しを何度もくらいながらもあきらめず、もっと良い音で鳴るはずだ!、と取り組んできました。

・スタートして最初に悩んだのは低域でした。

・15インチのウーファーを2個使っているのに低域不足?。そんなぁ 〜〜 が正直な気持です。

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低域不足解消への道のり

1.BOX内部を一体化した750gの密閉型バーチカルツイン →  結論 = 全くダメ。
 
 ※ 栗原さんからの一言、「上のウーファーは飾りにしなさい」 ・・・・・ 私「トホホ」

2.BOXの内部を500g(下)と250g(上)に分割して下側で2Wayを構成。
上をSub Wooferで使用した「2Way+Subシステム」に変更 → 結論 = まずまず。
※ BMSの2WayドライバーはLCネットワーク(Xover=6.3kHz:後述)で分割)

・この状態でしばらく音楽を聴いていたのですが外付けのDACが突然不調となり修理出し。

・この間、何度も測定と調整を繰り返している内にDEQXの設定にも随分慣れて来ました。

・丁度この頃、DEQX Clubに埼玉のTK氏が近接測定法を開示され、これが転機となりました。

・使ってなんぼのDEQXです。実験は積極的にやるべし。だめなら戻すだけ 〜 〜 です。

・そして、ここからが現在の大満足システムに到達する経緯です。

3.500gの下側ウーファーで85Hzまで再生。上の250g側ユニットで85Hz〜450Hzを再生。
そして、LCネットワークを入れた2Wayドライバーを450Hzから使う変則3Wayとしました。

・TK氏の測定法はリスニングポイントから一定の距離で測定します。

・私の場合は部屋が狭く、ユニットも離れていることを考慮し、スピーカーから等距離(サランネットから10p)でユニットの軸上で測りました。

・レーザー距離計も水準器付きを購入し、サランネットにはマイクとレーザー距離計のずれ分を補正してマーカー(写真のレーザー照準)を張り付けて測定精度を極力上げました。

・無謀との声も聞こえますが、近距離測定を活かして思い切って30Hzまで補正しました。
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5kHz中心に10数dBのディップが発生

・ホーンとのミスマッチなのか5kHz前後にやや幅の広いディップが見られます。

・しかし、現状では救済方法がないためDEQXの補正に期待します。

・左右のレベル差も若干観測されますが、これも含めてDEQXに頑張って貰う事にしました。

・スピーカー測定と補正データーの生成、そしてコンフィグレーションまでが完了。

・次はルーム測定を行い、結果に基づく補正を行う段取りです。

・実はこのルーム補正は以前からデーターを栗原さんに送って、指導して貰っています。

・ルーム測定結果を送って検証と同時にルームEQの設定をお願いして来ました。

・今回もこの手を使います。

・送り返されてきた補正EQでのルーム測定を行い、結果を更に検証してもらいました。

・測定結果をメールで送り、戻ってきたデーターをDEQXに流し込む作業を数回行います。

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 →  結果OK、バンザーイ!!!、大成功です。

・現在の音には満足、いえいえ大満足です。

・毎日わが部屋はライブハウス状態で「♪ウィスキーがお好きでしょ」と飲みすぎに注意です。

・仕事場(喫茶店)で音楽を聴きながら今夜聴くCDを何にしようかと考える毎日。本当に手持ちのCDを全部聴きなおしてしまいそうです。

・最後になりましたが、店でも家でも故障知らずで動いているDEQX。

・無謀な弟子を見捨てないで指導してくれる栗原さん。

・そして、貴重な情報を提供してくださった埼玉のTKさんはじめDEQXクラブの皆さん。

・今後も栗原さんを困らせる大胆な実験を期待しております。

・多くの皆様に感謝。本当にありがとうございました。
広島県呉市のKHより

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■ 今回のKH氏とのやりとり(メール)の一部をご紹介します。

・今年の3月末、次のようなメールが届き、それ以来音信不通でした ・・・・
 お世話になります。
 今後についてですがアドバイスを参考に私のほうで色々やってみます。
 どうもウーファーは現状(上側の小BOX)より(下側の大BOX)のほうが良さそうです。
 ツイーターのネットワークの極性も逆相より正相が良さそうです。
 データーを取りながら楽しみながらやってみます。
 また判断に迷うようなことが出てきたときには相談にのってくださいね。
 外付けDACの故障をきっかけに始めたDEQXの設定とファイルの扱い方ですが、随分と理解が深まったような気がします。
 災い転じて福となすということになれば良いと思います。
 今後ともよろしくお願いします。


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・半年後の10月中旬 ・・・・

 お世話になります。呉のKHです。
 半年間、外部DACは使わずDEQXのみで測定したり、EQをさわって楽しんでいました。
 そして先日、DACの修理が完了し、ゲインの微調整もできるようになりました。

・そこで、再び外部DACを入れて測定をしてみました。条件は、

■ 3Way(下側をSub-Woofer、上側をLow-Mid、BMSがMid-High)とし、クロスは85Hz/48dBと450Hz/72dBとしました。

■ ユニットの測定はバッフル面からユニットのセンター上10p(レーザー距離計を使用)

■ ルーム測定は試聴位置からやや前、ほぼ耳の高さ(ホーンセンターよりはLow-Mid寄り)

 結果を添付しますのでアドバイスとEQでの補正をお願いできませんか?
 以前のアドバイスでは測定距離を最低でも40pくらいにしたほうが良いとのことでしたが BMS+円形ホーンの5000Hz前後の落ち込みはあまり変りません。
 これはあきらめてDEQXに補正してもらう方向で進めたいと思います。
 中・高域の若干の左右の特性差もDEQXに揃えてもらいます。

 よろしくお願いします。


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・一週間後 ・・・・

 昨日はありがとうございました。
 何度も電話をいただいたのに申し訳ありません。
 送って頂いたルームEQで測定し、広島カープの試合を見ていたら負けてがっかり。(※)
 そのまま寝てしまいました。

 取り急ぎ、昨日の測定結果を添付して送ります。
 よろしくお願いします。

※ 広島がDeNAに負けて日本シリーズを逃した日(栗原)


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・翌日 ・・・・

 早速のデーター作成と送付、ありがとうございます。
 DEQXに転送して早速色々な音楽を聴いてみます。
 調整が進展する度に新しい発見があり、とても楽しめます。
 今まで聞こえなかった唄バックの演奏楽器が鮮明に聞こえるようになりCDを順に聴きなおしています。
 システム全体のノイズレベルが低く、帯域バランスが整うことの大切さを改めて実感しています。
 いろいろ聴きこんでからまた連絡します。
 お世話になりました。


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・それから一週間

 お世話になります。

 おかげさまで今までで一番の音を奏でています。

 Wウーファーを諦めて単純な3Wayにしてとても良かったと思います。
 38pウーファーで中域を持たせていますが、85Hz以下をカットしたことで綺麗に鳴るようになったのでしょうか・・
 また、長年ベースとドラムの両立で苦労した低域もこれなら文句ありません。

 5kHzの落ち込みやツィーターのバラツキもDEQXで補正していますが聴感上は全く違和感を感じません。さすがDEQXです。

 P1にセットしてもらった少しハイ落ちもモードはクラシックを聴く時に良い感じです。
 そこで栗原さんにお願いです。

 ディスク(録音)によってボーカルが引っ込みもどかしいのがあります。
 「ボーカルを一歩前へ」のポジションが欲しいのですがEQのどの周波数をどのようにさわったら よいでしょうか?
 ポイントを教えていただければ自分でセットしてみます。よろしくお願いします。

 今夜はどれを聴こうかと毎日ワクワクしている呉のKHです。



< 喫茶店オーナーのKH氏とALTECのスピーカー >   < DEQX-PDC2.6P(最下段)と再生機器 >
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■ 今回のKH氏とのやりとりで交わしたデーターの一部をご紹介します。


[図1]KH氏の外部DACの遅延量は約19mSでした。(青線はDEQXの内部DAC使用時)


[図2] SP測定データー(Woofer×2、Mid-Highドライバー)× L / R


[図3]SP測定データー( Mid-HighドライバーのL/R)


[図4]BMS 4592ND用LCネットワークの特性(Kurizz-Labo製作:6.3kHz/12dB/oct.)


[図5]KH氏のルーム補正EQによる特性
    ※ 低音域の40Hz〜200Hzが落ち込んでいます。
    ※ 逆に500Hz〜5kHzがやや高く、全体では低域不足に聞こえる可能性があります。



[図6]クリズラボで修正したルーム補正EQによる特性(10Hz〜15kHzがほぼフラット)
    ※ 大変良好な特性ですが実際に音を聴いて頂いて最終調整をしましょう。
    ※ 超低域まで伸びています。アナログディスクのランブルノイズ等に注意。


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 ■ お忙しい中、貴重な感想文をお寄せ頂き、ありがとうございました。

 ■ 5年前、NM氏も交えて市内で飲みましたね。今でもお店の様子を思い出します。

 ■ その後、クリズラボ製のアンプやケーブルを購入されてグレードアップされました。

 ■ そして今回、測定から設定までマスターされた理想的なDEQX-DIYユーザー様です。

クリズラボ:栗原信義


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