・申し訳ありません。このレポートを書いていて気が付きました・・・・実は昨年の3月、
・
HDP-4はシングルアンプ+ネットワーク式スピーカーでもSP補正とRoom補正の機能は使用
可能でしょうか?
・とのお問い合わせメールを頂戴していました。
・「可能ですよ」とお答えしたまま・・・・・・気が付くと1年半が過ぎていました。
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・今年の9月中旬「今、旅の途中ですが試聴に伺っても良いですか?」と電話がありました。
・数時間後、アルファロメオの心地良いエグゾーストノイズと共にご夫婦で到着されました。
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・それから半月後の10月初旬、DEQXを購入します、とのメールが届きます。
・12月最初の土曜日、DEQX初回調整の日、いざ滋賀県へ・・・・
( 朝6時過ぎ、信濃追分駅から見た浅間山 )( ホームに何気なく置かれた木製のベンチ )
( ベンチの表面には霜が降りています )( ベンチ脇の雑草も寒そうな装いでした )
・近江八幡駅から氏のアルファロメオで30分。午後1時丁度KM氏宅に到着しました。
< Avalon Eidolon Visionスピーカーを中心とした再生システム >
< KM氏の再生システム図:マウスオン → DEQX導入前のシステムへ >
・初回調整を終えた2週間後、KM氏から感想文を頂きました。
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DEQXを導入して感じたこと。
まず、DEQXの導入を決定するまでに思っていたことを書いてみます。
今までは、デジタルクロックの精度向上やDACの高品位化などで音の透明性や定位の安定性など、CD再生の正確さを追求してきたつもりでした。
そして、CDのデジタル信号を扱う回路に更に信号処理のデジタル回路を入れ込むことには抵抗を感じていました。
DEQXなどのプロセッサーが行う周波数特性の補正は、限定されたリスニングポイントでの音質改善効果を発揮するものであり、音場を支配するのは部屋の形状や音響的なチューニングによるべきだ、とも考えていました。
そんな折、偶然にも栗原さんの試聴室を尋ねる機会が訪れました。
詳細な説明を受けながら様々なジャンルの音楽を試聴させていただきました。
DEQXに搭載された多くの技術や機能などの説明はもちろんですが、なによりも驚いたのは実際の音場が劇的に変わり、綺麗に整っていく様子には感動しました。
・・・帰宅後、改めて色々考えてみました。
そして、好みの音で気持ち良く音楽を聴きたいのであれば、デジタル回路を入れる事への不安や理屈よりもDEQXを導入して得られる音を選択することにしました。
DEQX調整の日、最後の仕上げは音楽のジャンルごとに私の聴きたい音のイメージをプロファイルに設定して頂くことでした。
取り急ぎ設定して頂いた結果を聴いて、このテクニックこそが栗原さんの”売り”であり、経験の賜物なんだろうと思いました。
ほんとうはもっと多くのジャンルでプロファイルの設定をお願いしたっかたのですが、時間的にも無理。
後は自分で調整できるようトライしたいと考えています。
最後に、DEQXは結果としての周波数特性を目で見て、そして実際に音を聴いて、初めて納得できるものだと感じました。
いずれにしても、満を持してDEQXを導入し、音楽をより楽しめるようになったことはなによりの成果だと感じています。
・・・・もちろん栗原さんに出会えたことも。
滋賀県のKMより
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・感想文を読ませて頂き、最初のメールから1年半の時間経過が何だったのかを知りました。
・DEQXを扱って10年。DEQXの可能性を言葉でお伝えするのは到底無理だと感じています。
・KM氏が導入を決断されるまでの経緯は多くの方も同じだと思います。
・現状の音に不満があり、DEQXの存在が気になる方はぜひ一度、軽井沢にお越し下さい。
< 再生機器を収めたラック。最上部にはアナログディスクプレーヤーも >
< オーディオ用のスピーカーと映画観賞専用のスピーカーが共存 >
( 翌日の早朝、KM氏お薦めの八幡堀を散策 )
( 映画にも登場!、が納得の景観でした )
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・近江八幡駅までの送迎、本当にありがとうございました。
・そしてお恥ずかしい話ですが、今回改めて最初に頂いたメールに気が付きました。
・結果的に「音楽をより楽しめるようになった」とのお話しで肩の荷が降りました。
< 帰路の新幹線車内で爆睡中、「左方向に富士山が・・」のアナウンスにビックリ >
・確かに美しいですが・・・再びウトウト、夢の中へ・・・・