No. | ユーザー | 導入機器とシステムの特長 | 掲載時期 |
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132 | 千葉県 HK様 | KL製の専用アンプとAlipairユニットによる高音質再生システム | 2024年12月 |
[ フロントのレフトとライトのスピーカーをクリズラボのスピーカーに置き換え ]
■ クリズラボの新型スピーカーを導入した経緯と感想
3Dオーディオシステムのフロント用スピーカーを探しているときにクリズラボから新しいスピーカーとアンプが発売されるのを知りました。
私の3D再生システムでは9個のスピーカーと1個のサブウーファーを使用しています。
4個は高さ方向の次元を再生するために天井に設置、残りの5個は視聴位置で耳の高さに合うように設置しています。
これらのスピーカーには1個のユニットで構成されたフルレンジスピーカーが理想ですが、主要な音の再生を担うフロントのL/R用スピーカーとしては残念ながら条件に合うスピーカーがなく、ずっと探していました。
今回、クリズラボから発売されたスピーカーはシングルユニットによるフルレンジシステムだということ、そして、大きさもちょうど良いということで興味を持ち、早速スピーカーの試聴を依頼しました。
数日後3個のケースが届き、2つにはスピーカーが、もう1つにアンプが入っていました。
ケースから取り出したスピーカーは思っていたよりもずっと重く、エンクロージャーの仕上がりもホームページで見た印象よりも遙かに美しいものでした。
最初の試聴は今まで使用していたAVR(サラウンド用レシーバーアンプ)のフロントスピーカー用出力端子にスピーカーをつないで聞いてみました。
[ 使用中のスピーカースタンドにもうまく設置できました。 ]
交換したフロントL/R用以外のスピーカー群との相性も良くこのままでも使えるかもしれないと思いました。
しかし、時間をかけて聞き込むうちに中域がやや強調された感じが気になったためAVRのフロントL/R用のプリアンプ出力からクリズラボ製の専用アンプに接続してスピーカーをドライブしました。
すると、気になっていた中域の強調感が解消され、現在の3DオーディオシステムのフロントL/R用スピーカーとしては、音質、音量、見栄え、大きさともすべてが満足できるレベルに達しました。
[ VRのプリアウトを専用アンプに接続してスピーカーを駆動 ]
基本的には3Dオーディオ用のシステムなのですが、CDなどの2チャンネルステレオ再生にも使いますので改めてクリズラボのスピーカーと専用アンプで2chステレオのCDを聞いてみました。
普段からあまり大きな音量では聞かないこともありますが、ある程度の音量までなら2チャンネルステレオ用としてもとても聞きやすい音を出してくれました。
[ AVRの上に設置した専用アンプ ]
[ 既存のスピーカー用スタンドに設置 ]
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スピーカーとアンプをお借りして1週間ほどいろいろと聞いた結果、このスピーカーは手放したくないと思い、そのまま購入させていただくことにしました。
シングルユニットのスピーカーであることが幸いし、3D音響の音像定位が以前に比べて良くなり、さまざまなコンテンツを改めて聞き直しています。
今回は3Dオーディオのフロント用L/Rスピーカーとして購入しましたが、スピーカーと専用アンプだけで成り立つステレオ用のシステムとして、書斎やリビングなどで音楽をゆったりと楽しむためにも最適なシステムだと感じました。
身体で感じる大音量での再生や、更なるワイドレンジを求めるならクリズラボのホームページで紹介されているように、このスピーカーを中心に、サブウーファーとツイーターを加えた究極の3way方式として利用するもの良さそうです。
私としてはもうしばらくこのままで楽しみ、いずれは3wayにも拡張してみたいと目論んでいます。
千葉県 KH