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DEQXの導入機種とシステムの特長
掲載時期
106
佐賀県 MO氏
PreMATE / 選び抜いた再生機器の最後の仕上げをDEQXで!
2019年1月
< SONYのスピーカーをアキュフェーズのアンプでドライブするMO氏のシステム >
< シンプルイズベストを実現した再生装置の仕上げをDEQXで達成されたMO氏 >
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■ 感 想 文
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・ 2018年12月21日
・ 本日は軽井沢から佐賀県までお越しいただきありがとうございました。
・ 自分で適当に動かしていた時は意味が分からなかった作業が今日の初回調整で理解が進みました。
・ 後は忘れないうちに実践練習をしたいと思います。
・ 機器やスピーカーの位置を変更しない限り今日の設定データーが有効なので安心です。
・ 今回の測定結果などから自分のスピーカーの実力を過少評価していたことがわかりました。
・ スピーカーに対し申し訳ない気持ちです。
・ 低音は16.5cmが2個なので出ていないと思い込んでいましたが、20Hzまで素直に伸びており驚きました。
・ 逆に高音は満足して聞いておりましたが、不足気味と指摘され愕然としました。
・ 女性ボーカルが好きでよく聞いておりましたが恥ずかしいかぎりです。
・ 調整していただいた正確(ソースに忠実)な再生音にまだ慣れておりません。
・ これからジックリ音楽を聴いて体に浸み込ませたいと思います。
< 静かな住宅地ですが、隣家と離れていることもあり、十分な音量で音楽を楽しまれるMO氏 >
・ 以前よりグラフィックイコライザーが欲しかったのですが予算と決断がつかなく伸び伸びにしておりました。
・ DEQXの存在は田中伊佐資さんの『ぼくのオーデイオジコマン開陳』の記事で数年前より知っておりました。
・ その時の印象は、手の届かない特殊な機器というものでした。
・ プリアンプ+DAC+チャンデバ+スピーカー補正+ルーム補正・・・・等が可能
・ という紹介記事を見て、自分には縁がない高級機器と感じていたのです。
・ しばらく経ってからDEQXのことを思い出し改めてクリズラボのホームページを拝見。
・ すると三浦先生が友人宅のセッティングを手伝っている記事が掲載されていてビックリ。
・ 別のイベント記事では田中伊佐資さんを発見!DEQXとの良い関係が続いていることを知りました。
・ 製品紹介を見るとチャンデバ機能を省いた廉価製品が紹介されており、これだと思いました。
・ 私のスピーカーはメーカー製のL/Cネットワーク内蔵タイプですのでチャンデバは不要でした。
・ そして、肝心な位相や群遅延の補正は上級器と同等とのこと。
・ 早速見積の依頼メールを入れたところ直ぐに返事をいただき、即購入を決定しました。
< どの製品が好みの音を奏でてくれるのか、時間を掛け、熟慮を重ねるMO氏 >
・ こうした経緯から結果としてDEQXを導入することができ、オーデイオ人生の大転機になりました。
・ 部屋の音響特性に興味と関心のある方はぜひDEQXを研究して見て下さい。
・ 1,000万円超のスピーカーが珍しくない状況です。
・ そんな中でDEQXはサラリーマンが他の道楽を少し我慢すれば導入可能なのも嬉しいところです。
佐賀県のMOより
◆ 初回調整を終えて(Kurizz-Labo)
< スピーカーを測定するために移動 > < スピーカー測定 >
・ MO氏から、「スピーカーを移動しましょう」とのご提案に私は思わずニヤリ!
・ 測定データーはアンプとスピーカーが変わらない限り有効です。できる限り良好な条件で測定します。
・ スピーカーの重量は38kgですが持つところが全くなく、極めて重く感じます。
・ 共同作業で壁からの反射が少なくなる位置に必死に移動して測定を開始。
・ 左チャンネルを終え、マイクを右ch側に移動して測定・・・・・あれれ!音が出ない。
・ システムで判るように、これ以上シンプルな装置はありません。いったい何が・・・・
・ DEQXの出力を左右入れ替えても右側スピーカーからは音が出ません。
・ ふとアンプを見ると右側の出力メーターが信号音で振れているのが判ります・・・・
・ アンプの出力までは正常のようです。
・ 以上の経緯から、単純に考えればスピーカーが壊れたことになります。(大変!)
・ ここで取り出したのがクリズラボ開発(汗)のスピーカーチェッカーです。
< クリズラボ製SPチェッカー > < 単三電池1本と抵抗1個の最強テスター >
・ スピーカーケーブルを外して入力端子にチェッカーの先端を触れさせます。。
・ 「ガリッ、ガリッ」・・・顔を見合わせてにっこり。スピーカーは無事でした。
・ 次にアンプの出力端子からケーブルを外してチェッカーをケーブルにつなぐと・・・・・反応なし。
・ ということはケーブルが断線?
・ スピーカーを移動するまでは確かに音が出ていました。
< スピーカーケーブルをチェックするMO氏 > < 原因はケーブルの端末処理でした >
・ MO氏がスピーカーケーブルをチェック。
・ なんとロック式バナナプラグに固定されているはずのケーブルが簡単に抜けてしまいました。
・ 自作ではなく端末処理済みの市販のケーブルなので信頼していた。まさか!、とのことです。
・ 調べてみるとケーブルの芯を取り付ける2個のネジの片方に僅かにつながっていただけでした。
・ 今まで音が出ていたのが不思議なくらいです。
・ 芯線を10ミリほど出して改めて2個のネジでしっかり締め付けて修理完了。
・ 原因が判るまではほんの数分。SPチェッカーの威力は絶大でした。・・・自画自賛(笑)
・ スピーカーシステムやケーブルの導通、ユニットの故障や極性の確認まで出来ます。
・ L/Cネットワーク式のスピーカーでも個々のユニットの動作確認が出来るのは便利です。
・ 3Wayのウーファーは「ボソボソ」、Midは「ガリッ、ガリッ」、ツィーターは「チリ、チリ」と鳴きます。
・ 今回は長距離の移動なので工具は最小限にしましたがこのチェッカーには救われました。
・ 旧式なテスターのΩ計でも代用できますが、皆様も一つ作られてみてはいかがでしょうか。
(工作が苦手な方はクリズラボにお申し込み下さい。2,000円+送料でお届けします・・・CMでした。)
・ 若干のトラブルはあったものの、無事にスピーカー測定を終えることが出来ました。
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■ スピーカーの測定結果
< スコーカーとツィーターの中間の高さでマイクまでの距離は90pで測定 >
・ 300Hz以上は極めてフラットで左右の差も実質ゼロ、極めて良好な特性です。
・ 低域は部屋の影響を受けますが、それを割り引いても多少クセのある特性です。
・ 100Hz付近の盛り上がりと40Hz付近の量的な不足が気になります。
・ MO氏が低域に不満があると言われたことと関係がありそうです。
・ スピーカー単体の測定が完了したので定位置に戻し、ルーム測定を行います。
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■ ルーム測定の結果
< MO氏の通常のリスニングポジションで測定:DEQXなしの状態 >
・ 部屋の伝送特性が低域で良い方向に作用し、300Hz以下が多少平坦化されています。
・ 300Hz以上の中・高域では2KHz前後の盛り上がりと、4kHz付近の落ち込みが気になります。。
・ MO氏宅に到着し、最初に聴いたリファレンス ↓↓↓↓↓↓↓↓ で感じた印象の要因と思われます。
< Roberta Gambariini: Easy to Love >
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■ ルーム補正
< スピーカー補正を行い、ルームEQで部屋のクセを取り除いた後の周波数特性 >
・ 150Hz以下で左右の特性がかなり異なるのは部屋に対して再生装置の中心が大きく異なるためです。
・ しかし、この帯域には方向感がなく(弱く)エネルギーの平均値を聴くため左右の違いは無視できます。
・ 20Hzから20kHzまでがほぼフラットで、2kHz以上が緩やかに下降する理想的な特性となりました。
・ その結果、女性ボーカルの質感を決定する300Hz〜8kHzが調整前とは大きく異なります。
・ 5年以上も慣れ親しまれてきたイメージとの違いに最初は違和感があるかもしれません。
・ 数週間後、改めて補正の有無による質感の違いを聞き比べて頂ければと思います。
・ ボーカリストの口のサイズや定位感、演奏楽器の定位とスケール感の向上などもご確認ください。
・ 優れた演奏と良質な録音が融合したCDが好き、と話されていました。
・ こうした良質なCDの再生装置としてご満足頂ければ幸いです。
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・ 早朝の博多駅までのお迎えと、終了後の博多駅までの送迎、ありがとうございました。
・ 往復で2時間近い車中でのオーディオに対する熱い思を語られるMO氏を思い出します。
・ DEQXは触るほどに面白く、また奥の深いマシンです。どんどん遊んで頂ければうれしい限りです。
クリズラボ:栗原
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