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■ DEQXを導入され、ご了解頂いた方々のシステムと試聴リポートを掲載させて頂きました.
■ また、デモなどでDEQXの音を聴いて頂いた方々の感想をそのまま掲載させて頂きました.


   
   
最新情報:2011年9月9日:神戸市東灘区のIM氏、DEQX導入リポート


   
   
1995年1月17日朝。
私は埼玉県飯能の家でいつものように6時半頃に目覚めました。
寝床から何気なくテレビを見るとローアングルの映像で見慣れない街の姿が放送されています。。
生中継のようだけど様子が少し変。なんだろ?
やがてそれはほんの1時間ほど前、午前5時46分に阪神・淡路を襲った大震災後の街の映像だと解るまでそれほどの時間はかかりませんでした。
NHK神戸放送局内の凄まじい映像や高速道路の倒壊、信じられない光景でした。

それから16年、2011年9月9日の午後1時。
新大阪から東海道本線で25分。東灘区にある駅で降りて徒歩でお客様宅へ向かいます。
いやはや暑い。
僅か数分の距離ですが、汗が噴き出てきます。
もうすぐかなと思った矢先、ご自宅の玄関前でIMさんが出迎えてくれました。
駅からの道中、左右を見ると、真新しい瀟洒な家と豪華なマンションのオンパレード。
この謎はDEQXの設置調整をする最中にIM氏の話で氷解しました。
なんと、ここは阪神・淡路大震災で最大級の被害を受けた地域のど真ん中だったのです。
日本を、そして世界を飛び回っていたというIM氏が、この日はたまたまこの家に居て被災。
幸いにも壁構造で頑強な作りだった氏の家は倒壊を免れたそうですが周辺の家は壊滅状態。
震災の犠牲になられたご家族もあり、大変なご苦労をされたそうです。

しかし、これでへこたれないのがオーディオファン。
傷ついた家の修復工事では床下に30㎝のコンクリートを打ち、窓は全て3重の防音ガラスに。
1964年に建てられたという家の雰囲気を残しつつ、見事なオーディオルームに変身したのです。

 
        <東灘区に建つ洋館風のお部屋と、新DEQXオーナーの IM氏>

IM氏は無類のタンノイ(TANNOY)ファン。
この1階の部屋に鎮座するのはWestminster RH。
アンプ類は上杉研究所のU・BROSシリーズのプリとメインです。
CDプレーヤーはマランツ製とともに、フィリップスのLHH-1000(プレーヤーとDACの組み合わせ)も使用されていましたが、こちらはDEQXの設置場所を確保するため場所を譲って貰いました。
今回のDEQX-HDP-EXPRESS導入後のシステムを別ファイルでご紹介します。

などと、このページを作っている最中にIM氏から感想文が届きました。

   
   
 TANNOY WESTMINSTERシステムにDEQXを導入して
                                       神戸市東灘区 I.M.
 神戸の拙宅の応接間に設置してある装置は
  ・ スピーカーシステム ------- TANNOY Westminster RH
  ・ プリアンプ --------------- UESUGI U・BROS-1
  ・ パワーアンプ ------------ UESUGI U・BROS-11
  ・ CDプレーヤー ----------- maranz PS-11S1(SACD/CD)
  ・ アナログプレーヤー ------ THORENS 520 + SME12’+ ortofon MC20
  というVintageなSystemである。
 このシステムに先日DEQX-HDP EXPRESSを導入し、Kurizz-Laboの栗原氏に調整して頂いた。
 今回、DEQXを導入しようとした理由は、
 ・ 音像がぼけていて明確に定位しない。
 ・ 高音が少しきつい。
 ・ 右側スピーカー前にあるソファセットによる音響への影響が心配
 ・ 部屋の音響特性の是非を確認したい
などの問題点の解決や特性の確認がしたかったためである。

 DEQXにはプリアンプ機能のあるなしで2タイプがあるようだが、今回は愛用のUESUGI製プリアンプを従来通り使うことにしてプリアンプ機能のない機種(HDP-EXPRESS)を栗原氏と相談の上導入することにした。
 9月9日(金)午後1時から設置・調整が始まった
 スピーカーの測定をした結果、左側の高音部が少し劣化している事が分かった。
 時期を見てメーカー修理を実施する予定だが、とりあえずはDEQXで可能な限りの補正をしてもらうことにした。
 次に室内の測定では目立った定在波も無く、全帯域のバランスが優れていて部屋の特性(伝送特性)は大変良好であると聞いて安心した。
 導入後、まだ3日しか経っていないが、簡単な感想を述べる
 DEQXを導入する前は、ふわっと広がっていた音像が全体的に明確に定位し、独奏曲や協奏曲などの独奏楽器の定位は真ん中にぴたりと定まった。
 これまでは音域によって左右にふらついていた音像定位の問題が解決した。
 交響曲は今までよりも少しだけ真ん中に集中する傾向がある(音楽ソフトにもよるが)が、これはいままでが左右にふわっと広がった音場に慣れていたためであろうか。
 導入後、まだ3日しか経っていない時点での感想なので、エージングが進むと音はさらに落ち着いてゆくものと思われる。
 聴くのはクラシックがメインだが、JAZZやPOPSも改めて聴いてみた。
 TANNOY Westminster RH が再生する音の定位感や質感が大幅に改善されたためか、JAZZやPOPが素晴らしい音で鳴り響き、改めてそのサウンドに魅了された。
 高校時代から集めていた数多くのLPなども改めて聞き直している所である。
 話は変わるが、2階の書斎には
  ・ スピーカーシステム ------- TANNOY Memory
  ・ プリアンプ --------------- UESUGI U・BROS-1
  ・ プリアンプ --------------- QUAID 44
  ・ パワーアンプ ------------ UESUGI Stereo Power Amp
  ・ パワーアンプ ------------ QUAID 405-Ⅱ
  ・ CDプレーヤー ----------- LUXMAN
などで構成したサブシステムがある。

 
          <2階の広々とした書斎にセットされたサブシステム>

 1階と大きく異なるのはスピーカーのタイプで、1Fはバックロードホーン型、こちらは普通のバスレフ型である。
 聞き比べると低音の質感の違いを感じるが、バスレフのストレートな音も捨てがたい。
 2Fの方は仕事の最中に「ながら族的」に聴くことが多いが、このシステムにもDEQXを導入したらどうなるか、ぜひ試したい所である。

 ハイレゾ音源が使えるPC オーディオにも興味がある。仕事も一段落した現在、今後はシステムの進化を色々と考えていきたいところである。
                                取り急ぎ、短期間での感想を記す。

   
   
 IMさん、この度はDEQXのご採用ありがとうございました。
 今ではビンテージシステムと呼ばれていても、間違いなく一時代を築いた名器群で構成されたシステムにDEQXがどこまで応えられるか・・・・
 結果は戴いた感想文をみてホッとしました。
 私自身、調整を終えた時点で聴いた数曲で、その明らかな効果が確認できました。
 まずクラシックではビンテージシステムと呼ぶ必要が全くない新鮮なサウンドを感じました。
 そして、リマスターのジャズや最新録音のポップスなどがこれほどよく鳴るとは想定外でした。

       
             <氏の膨大な音源コレクション(3万枚)の一部>
 膨大なLPやCDのコレクション、そして、シンプルで選び抜かれた再生システムは氏が熱烈な音楽ファンであり、しかも出来るだけ良質な音で聴きたいという正統派のオーディオファンだと感じました。
 DEQXはスピーカーシステムや室内音響特性の癖を取り去り、音源が持つ豊かな情報量をそのまま空間に解き放つお手伝いをします。
 オーディオファンの真摯な音質探求はもとより、再生システムはひたすらにプログラムの内容を正しく再現してくれればそれで良いとするピュアな音楽ファンにも極めて有効なツールであると実感した今回の1,460kmの日帰り旅行でした。
 IMさん、お忙しい中、率直な感想文をお寄せいただき、ありがとうございました。
                           2011年9月14日 Kurizz-Labo店主:栗原 記

   
   
■ User's Reportの公開後、早速IM氏からのメールが届きましたのでご紹介します。
                                        (9月15日午前1時)
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 User's Reportを楽しく拝見しました。
 設定していただいた Profile-2※1で聴くと、ダイナミックレンジが拡大し右側のスピーカーからコントラバスの低音が明確に聴こえるようになり、ピアノの音も澄み切って聴こえるように なりました。
 もう元には戻れません。
 オーケストラ曲はコンサート会場で前から5列目の真ん中の席で聴いているようです。
 DEQXで調整して頂いた癖のない音に次第に慣れて来ました。
 DEQXを導入して本当に良かったと思っております。
 毎日時間を見つけては1階の応接間にこもって、昔のLPや最近のリマスター盤CD, そしてSACDまで聴き直しています。
 グレゴリア聖歌や、Gimell CD盤による13声の男性コーラスなども各声部が明確に聴き取れるようになりました。

 栗原さんによる調整無しではなし得ないのではと思って感謝しています。
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※1 IM氏宅のDEQXには次のプリセットを設定しました。
   ・Bypass   ----- DEQXによる補正なし。(DEQX導入前と同じ状態)
   ・Profile-1 ----- 音響物理的な意味でのフラットポジション(PCによる設定)
   ・
Profile-2  ----- Profile-1を元に、聴感による補正を加えたポジション
   ・Profile-3  ----- Profile-2を元に、1950年代JAZZがホットに鳴るよう設定

■ IMさん、深夜にもかかわらず、嬉しいご連絡、ありがとうございました。

   
   
      


   
   
最新情報:2011年9月10日:武蔵野市のYY氏、DEQX導入リポート>


   
   
超本格的リスニングルームにDEQXを導入しました。

9月11日付けのDaily-Blogにも書きましたが、先月(8月)の23日、YY氏のリスニングルームにDEQXを持ち込んで実際の改善効果を聴いてていただきました。

YY氏のリスニングルームはAAD(有限会社エイ・アンド・エイ・デザイン)の山本社長の設計、施工はNHKのスタジオも担当した業者さんとのことでした。

8月23日のデモの日も、そして実際に納品・調整を行った9月10日も、それはそれは暑い日でした。

でも、完全に消音されたエアダクトを持つ空調設備によって、一歩この部屋に入れば外の事は一切忘れて、快適なリスニング空間を楽しむことが出来ます。

デモの日は私の都合で朝10時半から作業を開始しました。

昼食は外でというお話もあり、午前中には基本的なセッティングを終えることにしました。

4Way-SPの測定を終えて補正データーを生成、基本的な設定をDEQXに流し込みます。

その後、室内の測定と部屋の定在波除去。そしてマニュアルでの補正を実施。

一通りの設定を終えて、手持ちの調整用CDから聴き慣れた数曲を再生。

私としては「DEQXの効果は十分以上に出た!」と判断し、昼食に向かいました。

ところが、YY氏はこのとき、全く違った感想を持たれたようです。

続きは昨日頂いた、このときの氏の心境を綴った文をご覧下さい。

 
       <これぞ究極のオーディオルーム:専用エレベーターで降りる地下1階>

上の写真は納品時のもので、DEQXはHDP-EXPRESSです。

このときのYY氏のシステム(メイン部分のみ)を図にしてみました。

では、昨日、氏から届いたデモの折の恐怖(笑)の一文をご覧下さい。

   
     
 何だ!この音は!デモ機セットで起きたこと

 オーディオ歴40年。
 今春には夢であった「マイ電柱・マイトランス」を実現し、4WAYマルチホーンスピーカーシステムの音質は最高水準に達したとの自信がありました。
 DEQXによる音質改善効果はある程度認識していたものの、一方では電源ケーブルの追加でさえ音質に影響することから、ラインに新たに機材が加わることのマイナス面を正直危惧していました。
 8月23日。デモ機によるセットが完了し、食事に出かけることになりましたが、その前に栗原さんがちょっとだけ試聴するのを横で聞いていました。
 そしてこの時の印象は「申し訳ないが使えない」でした。
 危惧したとおり、音がまるっきり曇ってしまっていたのです。
 関係者一同で食事に出かけ、一時間ほどが経過して帰宅。
 改めて自分の試聴用CDをセット。(食事前の印象から正直私は焦っていました)
 ところが音が出た途端、あれっ!さっきとは違う印象だ!
 そして、2曲目。何だ!この音は!何が起きたの?気のせいではありませんでした。
 間違いなく今までに聴いたことがない音楽の世界が始まっていました。
 栗原さんの表情が崩れていましたが、その時、私は「参りました。降参です。」と頭を下げていました。覚えていらっしゃいますか。
 DEQXはマルチシステムを志向されている全ての音楽愛好家に必需品として受け入れられることを実感しました。
 DEQX恐るべし!
 今、私は今後コンサートホールに足を運ぶことが激減すると確信しています。
 栗原さん、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

                            2011年9月13日 東京都武蔵野市のYYより

   
   
 この度はDEQXのご採用ありがとうございました。

 
その時、私は「参りました。降参です。」と頭を下げていました。
                             覚えていらっしゃいますか。


 YYさん、このセンテンス、印象的だったのでしっかり覚えていますよ。
 そして、試聴後「DEQXを購入します」とオーダーを頂き、軽井沢までの道のりをルンルン気分でパジェロミニを駆って帰宅したことを改めて思い出しました。
 でも、実はYY氏が重たい気分で昼食をしていたことは頂いた文章で初めて知りました。
 調整後に急いで2曲ほどを試聴して私自身は「効果あり」と確認できていました。
 そして、食後の試聴を始めた直後、氏の「何が起きたんだ!」との第一声に逆にびっくり。
 この顛末は私のミスです。
 調整を終えた時点で昼食時間を大きく過ぎてしまい、少々焦って手持ちのCDから聴き慣れた2曲だけを確認のために聴き、では昼食に行きましょう、と作業を中断してしまいました。
 実はこの時に聴いた曲がくせ者で、録音自体が極端な低域過多、高域成分は少なめで、癖のないシステムで聴くと明らかに低域オーバーの曇った感じに聞こえる曲なのです。
 そして、音が出た最初の10秒で印象が決まる世界ですので、がっかりされたのも最もです。
 申し訳ありませんでした。改めて試聴用プログラムを考え直して見たいと思います。
 食後、YY氏が、ご自身の聴き慣れたCDの音で一瞬にしてシステムの本質を見抜いた慧眼の持ち主で良かった。と、今にして思えば不幸中の幸いとも言える出来事に冷や汗が出る思いです。

 この度は心の内までさらけ出した貴重な文章、本当にありがとうございました。

 体の不自由な方にも良い音楽を良い音で聴いて欲しい、との一心で地階のオーディオルームまでのエレベーターを設置されたYY氏の優しさに乾杯です。
 そして改めて、こちらこそ今後ともよろしくお願い申し上げます。

                          2011年9月14日 Kurizz-Labo店主 記

 追伸:
YY氏は、希望があればご自宅のオーディオルームでDEQXを入れたシステムを聴いていただきたいと言われています。
この件については改めて掲載しますが、もしYY氏宅での試聴を希望される方はKurizz-Laboまでご連絡下さい。

   
   
■ User's Reportの公開後、早速YY氏からのメールを頂きましたのでご紹介します。
                                        (9月14日午後10時)
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 この度は有難うございました。User’s Report 拝見しました。
 あれから4日間電源を入れっぱなしで、毎日深夜2時まで缶詰めでした。
 若干気になっていた音の曇りもとれ、現時点でバーンイン完了と感じています。
 バーンインが必要なのは当たり前で、HDP-EXPRESSは短い時間で完了したと思います。
 ただ、変化率はかなり大きかったように感じました。
 そして、今、涙しています。演奏家の熱演がストレートに伝わってきます。
 全ての楽器・声楽で、今までの響きと違います。
 パバロツティのフォルテシモは再生が難しいのですが完璧な響きで奏でています。
 本当に凄いです。
 スミマセン。興奮状態で。

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■ YYさん、早速の嬉しいご連絡、ありがとうございました。

■ 試聴の件も快諾を得ましたので、ご希望の方はKurizz-Laboにメールでご連絡下さい。


                        Mail
             (メールのタイトルが文字化けするので英語表記になっています。書き換えて下さい。)

   
   

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