JAVS X-DDC-reserve

   
   
● X-DDC-reserveを通すと・・・・

 
DEQXの不要なミュート動作を X-DDC-reserveで回避することが出来ます。
■ デジタル信号を創り直す「リクロック」による高精度な信号が得られます。
■ 光出力のみの再生機に同軸のSPDIFとXLRのAES/EBU出力を追加できます。
■ 業務用がベースのDEQXに業務用のAES/EBUデジタル信号で接続できます。

■ 曲の頭切れ、レベル変動、ポーズ状態の不要なリレー動作が無くなります。

● X-DDC-reserveによる効果と使い方

 
  <デジタル信号連続化のイメージ>    <X-DDCの具体的な利用方法>

   
   
● デジタル入力時のDEQXのミュートリレーの動作について・・・・

 プロ用の機器では入力のデジタル信号が途切れることを想定していません。
■ もちろん、サンプリング周波数が突然変化することも想定外です。

■ 連続したデジタル信号に必要な音楽情報が搭載されているイメージです。

 DEQXはスタジオモニターの音質を標準化するために誕生しました。

 デジタル入力においてもプロ機としての連続した信号が想定されています。

 当初のCDプレーヤーは常に44.1kHzの連続したデジタル信号が出ていました。
 今でもXLR端子を使用したAES/EBU出力の多くは連続した信号を出します。

 しかし、現在の多くの民生機ではデジタル信号が途切れるようになりました。
 DVDなどが扱えるプレーヤーでは必然的(※)にデジタル信号が途切れます。
               (※ 異なるサンプリング周波数のソースを再生する必要があるため。)
 DEQXには突然の信号の変化で生じるノイズをカットするリレーがあります。

 ミュートリレーはその目的からゼロ秒では動作せず、若干の時間が必要です。
 このため一曲目の冒頭で音が切れるなどの現象が生じる場合があります。

 また、CDPのポーズでは不規則な信号が出るためリレーの誤動作が生じます。

 ミュートリレーの動作時間をゼロにするとノイズが出力されてしまいます。
 DEQX側による問題の根本的な解決には矛盾点も多く、困難が予想されます。

 X-DDCはスマートかつメリットのある方法でこの問題を解決してくれます。
 さらに、X-DDCにはUSBオーディオ用の入力もあるので、一石二鳥!です。
   (DEQXのUSB入力はメインボードにI2S信号で直接伝送する方式です。)

        
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■ 実際にX-DDCを購入し、DEQXと接続して各種の動作テストを行ってきました。

 
     <Kurizz-Laboで動作テスト中のX-DDC-reserveとHDP-5 & 4>

 X-DDCからの光、同軸、XLRのいずれかでDEQXのデジタル入力に接続します。
 例えばXLRのAES/EBU信号をDEQXが受け取ると直ぐにミュートを解除します。
 この状態は、X-DDCの入力信号とは無関係に成立する点が重要なポイントです。
 X-DDCの電源を切るかDEQXの入力を変更しない限りミュートにはなりません。
 そして、X-DDCに入った音楽は出力のデジタル信号に載ってDEQXに届きます。
 DEQXは既に万全の動作状態にあり、入力された音楽はそのまま再生されます。
 X-DDCの3系統の入力を切り替えても、DEQXの動作には全く影響ありません。

 X-DDCの音質への影響は皆無で、むしろ、ジッター精度の向上が期待できます。
 ACアダプターはトランスを使ったリニア電源でクリーンな電源環境を保ちます。
 X-DDC-reserveの利用で、DEQX本来の性能を100%発揮させることが出来ます。

 クリズラボはDEQXのデジタル入力問題の解決にX-DDCの採用を推奨します。

   
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