■ Roon導入記 -2(デスクトップオーディオの自作)
[図1]運用中のRoonシステム -2(2F Desk Top System) → PDF
■ DTA(Desk Top Audio)システムのポイント
1.10時間の作業に付き添ってくれるDTA(デスクトップオーディオ)システム
2.RoonでBGMを再生しながら図面書き。PC作業とTV試聴、等々自由自在
3.時にはSTAXのイヤースピーカーで音楽を堪能しながら音源の質まで確認
4.ニアフィールド(80p)での十分な音量と、DEQXの補正で高音質を確保
5.深夜でも迫力ある音楽再生が可能な「深夜ミュージック」モードも設定
6.明瞭度を確保する「TV音声」を更に救済できる「明瞭度Max」モード
7.努力と情熱のDIY+DEQXで安価+最高音質を実現する楽しみは格別です
■ DIY(Do It Yourself)によるシステム作りの楽しみ
1.卓上用ミニスピーカーの製作
[写真-1]完成したミニスピーカー [写真-2]作業開始 / ホールソーでパネルに穴開け
[写真-3]完成したユニットの取り付け穴 [写真-4]ユニットとターミナルの取り付け
・ フロントにフルレンジユニット、リアにサブウーファーとSPターミナルを取り付けます
[写真-5]BOXの筐体を防振ゴムでデッドニング [写真-6]吸音材の様子
・ BOXは放熱を考えた小型のアルミケースを利用しました
[写真-7]フルレンジ(左)とリアのサブウーファー [写真-8]STAXのイヤスピーカー
[写真-9]完成したミニスピーカーをPCモニターの両サイドにセット
2.DTA用ミニDEQXの製作
・ 狭い場所にも設置できるようにDEQXを最小サイズに改造します
[写真-10]予備のパネルをカット [写真-11]10o厚のパネルをカットして完成
[写真-12]作業開始 / ルーターでカット [写真-13]コーナーを45度にカット
[写真-14]パネルにアングルを付ける [写真-15]フロントパネルの基板取付
[写真-16]DTA用DEQXのフロントパネルが完成 [写真-17]底板とリアパネル
[写真-18]基板の組み込み [写真-19]DTA用ミニDEQXの完成!
[写真-20]完成したDTAシステムの全景 [写真-21]DTAシステムの心臓部
3.DTAシステムの仕上げ
・ 卓上用ミニスピーカーをDEQXで測定し、補正します
[写真-22]サブウーファーユニットの測定 [写真-23]フルレンジユニットの測定
[写真-24]聴取ポイントにマイクを置いてルーム測定を実施(画面から70センチ)
[図2]サブウーファーユニットの測定 [図3]フルレンジユニットの測定
[図4]聴取ポイントにマイクを置いてルーム測定を実施(画面から70センチ)
4.DTAシステムに搭載した便利再生モード
・ DEQXのプロファイル(4個の基本設定)機能を使って特殊再生モードを作ります
・ 卓上(ニアフィールド:数十センチ〜1m程度)再生に必須の裏技です
・ このモード設定で朝から夜中まで快適に音楽やTV・ラジオなどを楽しめます
<Profile設定>
P0:良質な録音音源は聴取位置でフラットに再生すれば最良の音質が確保できます
P1:深夜など、小音量でも迫力と明瞭度ある再生が可能な「音楽専用モード」です
P2:明瞭度が悪いテレビなどの音を気持ちよく再生する「テレビ音声モード」です
P3:明瞭度が著しく悪い場合でも気持ちよく再生できる「超高解像度モード」です
[図5]P0= 標準再生モード [図6]P1= 音楽再生モード
[図7]P2= テレビ音声モード [図8]P3= 超高解像度再生モード
・ 便利再生モードの設定方法
1.通常のスピーカー測定と補正を実施
2.ルーム補正で図5の標準再生特性を設定(8個のPEQで設定)
3.標準再生を基にモード別のEQ(P1とP3は2個、P2は1個使用)を上乗せして設定
4.標準設定EQ+上乗せEQという考え方がポイントです
5.聴取位置での周波数特性が図の形になることが最終目標です
6.DEQXユーザー様にはご希望により上乗せPEQのマル秘設定情報をお知らせします
(※ この設定はDTAシステムなどの小音量再生システム専用です)
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